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「運転未熟」に危険運転致死罪を適用
大阪府大東市内で今年6月、大型オートバイが転倒し、後部座席の男性が死亡する事故があり、四條畷署は1日、危険運転致死容疑で、オートバイを運転していた同府摂津市鶴野、専門学校生の男性(21)を書類送検した。
男性は中型自動二輪の免許しかもっておらず、「事故の直前にも衝突しそうになったりした」などと供述したことから、同署は男性の運転操作が未熟だったと判断。最高で7年以下の懲役となる自動車運転過失致死罪ではなく、20年以下の懲役の同罪を適用した。運転操作の未熟さを理由に同罪の適用は珍しいという。
調べでは、男性は6月23日早朝、大東市中垣内の府道で大型オートバイを運転中、カーブを曲がりきれず転倒し、後部座席の男子大学生=当時(19)=を死亡させた疑い。男性も大けがを負った。