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中日が53年ぶりの日本一 MVPに中村紀

2007年11月01日21時16分

 プロ野球の日本シリーズは1日、第5戦がナゴヤドームであり、中日が日本ハムを1―0で破り、対戦成績を4勝1敗として53年ぶり2回目の日本一を果たした。先発の山井大介投手(29)が8回まで走者一人も許さない完全な投球をし、9回から継投した岩瀬仁紀(ひとき)投手(32)も打者3人で締め優勝に花を添えた。

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力投する中日先発の山井

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優勝し胴上げされる中日・落合監督=1日、ナゴヤドームで

 中日は今季、セ・リーグ2位だったが、新しく導入されたクライマックスシリーズの第1ステージ(対阪神)、第2ステージ(対巨人)をともに全勝の5連勝で勝ち上がり、日本シリーズへ進出。第1戦(札幌ドーム)は落としたが、その後は投打がかみ合って、4連勝で一気に優勝を決めた。リーグ優勝しなかったチームが日本一になるのは初めて。

 最高殊勲選手賞(MVP)にはオリックスを自由契約になり今季、中日にテスト入団、育成選手を経てレギュラーを獲得した中村紀洋(のりひろ)内野手(34)が選ばれた。

 中日は日本一を経験せずに球団が消滅した近鉄を除いて、12球団で最も長く日本一から遠ざかっていた。

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