阪神淡路大震災の記録より。多くの電車が脱線し、交通機関も大打撃を受けました。 (写真提供:神戸市) |
ただし、時間がたつにつれて、あっという間にその恐怖は忘れられてしまうのも事実です。実際に被災した経験がないと現実の恐怖としてとらえるのは難しいのかもしれません。
そこで今回の記事では、阪神・淡路大震災のような都市直下型地震が発生したと仮定し、一般的な3人家族の行動をシミュレーションしてみます。地震に対してどんなモノを備え、どんな心構えを持っておくべきか。ご自身の生活を重ねながら読んでみてください。
大地震は突然すべての人々に襲いかかります。普段からの備え、心構えが大切です。 |
自宅は郊外の一戸建て。都心のオフィスに通勤約45分(距離約20km)
自宅から徒歩約10分のカルチャーセンターで週数回書道講師を勤める
自宅から小学校まで徒歩15分
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阪神・淡路大震災の記録より。オフィスビルも大きな損傷を受け、地震の恐ろしさを思い知らされました。 (写真提供:神戸市) |
1日目
●電話、携帯がつながらない。
●夫が妻の勤め先の電話番号を知らない。
●夫が近隣のお宅の連絡先を知らない。
●妻のパート勤務先で、非常時の行動マニュアルが徹底されておらず、手順が分からない。
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