VOLVO車・安全神話崩壊への前奏曲

個人が企業と戦う時に出来る事

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さるさる日記

2007/10/31 (水) もう少しで100万アクセス

ボルボカーズジャパンドットコム公式Web日記『VOLVO車・安全神話崩壊への前奏曲〜個人が企業と戦う時に出来る事』のアクセス数があと少しで100万を超えます。
 
100万アクセスを踏んだ方は証拠写真を添えてメール下さい。
 
ささやかなプレゼントを贈呈させて頂きます。
 
 
 
 
さて、昨日日記を更新してから間もないにもかかわらず、もう数件の反響メールが読者届いております。
 
偽装を国土交通省に知らせて罰を与える事は出来ないんですか?
 
モーターショー主催者に知らせるべき!
 
恥知らずのメーカーですねw
 
これって表示方法に問題あるって公正取引委員会が動きだすんじゃないんですか?

 
偽装車を展示した事についてどのような法的な問題があるのか私には分かりませんが、少なくとも倫理的に問題があると私は思います。
 
ただし、以下のような意見も当然ありました。
 

疑う訳じゃないけど何でXC90のID画像を公開しないんですか?
 
私は遠隔地にいるのでモーターショーに行き自分の目で確認出来ません。したがって、松岡さんが一方的に偽装車と主張してもそれを認める事も出来ません。もちろん否定も出来ませんが。お手数ですが画像公開をして下さい。

 
至極真っ当なご意見だと思います。
 
 
 
 
私が画像を公開しなかったのには理由があります。
 
実際にモーターショーで確認して頂ければ分かるのですが、展示されているC30、C70、V50、XC90はID番号が金属プレートにプレスしたものなのでとても通常公開している画像サイズでは判別が難しく、画像を大きくするとサーバーを圧迫するので控えておりました。
 
全てをアップロードすると大変なのでXC90のみ公開しますので、皆さんご自身の目で確認して下さい。
 


 
どう見ても8ではなく3にしか見えません。
 
実際に偽装車を見た特別任命記者のNさんによると、『写真だけだと撮影失敗した時に判別が出来なくなるので、写真だけではなく肉眼で見てID番号をメモ帳に控えたので間違いないと思いますよー』との事です。
 
それではPAGからの反論お待ちしております。
 

2007/10/30 (火) ボルボディーラーからの指摘

10月26日の偽装08モデルについての誤りを指摘するメールが読者からいくつか届きました。
 
その中で、ボルボディーラーの方から届いたメールをご紹介させて頂きます。
 
『いつも楽しく拝見させて頂いております。
私はボルボカーズ○○で働く○○と申します。
早速ですが10月26日の松岡さんのブログで誤りが見受けられるので失礼ながら指摘させて頂きます。
まずXC90のIDの下八桁は3なので06モデルではなく03モデルです。
06と表記したままだと松岡さんの主張全ての信ぴょう性に疑いを持たれてしまうので早く訂正した方が宜しいと思います。
 
ところで、この03モデルというのが06であるよりもはるかに問題です。
私の記憶が確かならXC90の03モデルは海外では販売されておりますが、日本では04モデルからXC90を販売開始しているので、右ハンドルの03モデルが日本に存在する理由が
もしかしたら以前松岡さんがご指摘なさったC30の07モデルと同じ扱いで日本に来たのではないでしょうか?
 
XC90前期モデルー後期モデル変更箇所について

外装
・フロントバンパー、リアバンパー、ヘッドライトユニット、ドアミラー、ルーフレール、ドアハンドル、リアコンビネーションランプ、ホイールアーチモール、ドアモール、左フロントフェンダーに装着のミラー、ワイパーアーム及びブレード、エンブレム位置変更、新デザインアルミホイール。

内装
・メーターパネル、ステアリングホイール、エアコンパネル、オーディオパネル、全席シート、全ドアパネル。

エンジンルーム
・2003年にはエンジンが5気筒の2.5Tと6気筒ツインターボのT-6しか存在しませんでしたので、今回はV8が搭載されているのでこれも積み替えたのでしょう。

これだけ替えれば03から08に替えれます。
このくらいの部品を替えるのはメーカーなら簡単な事でしょう。
マイナーチェンジといっても基本的な骨格は一切変更ございませんのでマイナーチェンジとは言えないと思いますよ。
私としてはなぜここまでして03モデルを08モデルとしてモーターショーで展示しているのかメーカーの意図を図りかねます。』

 
 
 
偽装は赤福や比内地鶏などの食品だけではなく車も偽装する時代なんですね。
 
ホワイトパール色が売れるから日本で色を塗り直したという疑惑もあるPAGですし、もはや何でもありなんでしょう。

2007/10/26 (金) ボルボの偽装08モデルが東京モーターショーで展示中

PAGは今回の東京モーターショーで数多くの車を展示しております。
 
後日これらの車は新古車として販売されるのですが、これがトラブルの始まりである事を知ってる方は少ないです。
 
今回の新型車の展示車は保安基準のみ日本仕様にしたホモロゲカーで、正式な日本仕様車ではありません。
 
2005年に東京モーターショーで展示された車をPAG直営店で購入した方は、数多くのトラブルに見舞われて、被害者であるにも関わらず最後には加害者であるPAGに脅迫され訴えられました。
 
 
 
多くの消費者がこのようなトラブルを避けるために、今回東京モーターショーで展示されている車についてNさんに調べてもらいました。
 
チェックしたのは車種名と車の下回り、車両ID番号です。
 
車両ID番号とはボルボ一台毎に割り当てられている番号で、下八桁目が年式を意味します。
 
例えば、YW1CT95563143552だとしたら後ろから数えて8番目が6になっているので06モデルという事になります。
 
 
 
 
それでは、今回展示されている車の画像と下回り状態、車両ID番号を発表していきます。
 
まずは、ボルボS80 V8TE AWDです。






車両ID番号が、YV1AR855681055498なので08モデルという事になります。
 
下回りは素人目ながらとんでもない事になっておりますね。
 
 
 
続いて、ボルボC30 スウェーデン・フラッグ・モデルです。



車両ID番号が、YV1MK385982050347なので08モデルという事になります。
 
下回りは全く異常無し。
 
 
 
 
(その2へ続く)

2007/10/26 (金) ボルボの偽装08モデルが東京モーターショーで展示中2

続いてボルボC30 T5です。


車両ID番号が、YV1MK675982044352なので08モデルという事になります。
 
下回りは全く異常無し。
 
C30は08モデルからホモロゲカーではないので、完全な日本仕様車となっております。
 
 
 
続いて、ボルボV50です。

車両ID番号が、YV1MW675782376096なので08モデルという事になります。

下回りは全く異常無し。
 
 
 
 
続いて、ボルボC70 T5です。



車両ID番号が、YV1MC67598J041964なので08モデルという事になります。

下回りは写真の通り錆が付着しております。
 
 
 
 
ここからは今回の目玉である新型V70とXC70を見てみます。
 
まずはボルボV70 T-6TE AWDです。



車両ID番号が、YV1BW995681001863なので08モデルという事になります。

下回りは全く異常無し。
 
 
 
続いてボルボV70 3.2SEです。




車両ID番号が、YV1BW985081001472なので08モデルという事になります。

下回りは写真では分りにくいかも知れませんが既に錆らしきものが見えます。
 
 
 
 
(その3へ続く)

2007/10/26 (金) ボルボの偽装08モデルが東京モーターショーで展示中3

続いて、ボルボXC70 3.2AWDの一台目。
 





車両ID番号が、YV1BZ985681001258なので08モデルという事になります。
 
続いて、ボルボXC70 3.2AWDの二台目。
 



車両ID番号が、YV1BZ985681001388なので08モデルという事になります。

二台とも下回りは特に異常無し。
 
 
 
そして最後に紹介するのが、問題の偽装08モデルです。


見た目は内装・外装ともに08モデルのXC90 V8です。
 
しかし、車両ID番号が、YV1CT355631423553なので06モデルという事になります。
 
さすがに見た目は上手く誤魔化せても、車両ID番号で偽装が発覚しました。
 
東京モーターショーで06モデルを08モデルと偽って出展しているのは間違いなくPAGのボルボブースのみでしょう。
 
偽装なんかせずに08モデルの押し込み車両を持ってくれば済む話なのに。
 
相変わらず恥知らずな会社ですね。
 
この調子だとC30のプラグインハイブリッドのコンセプトカーの説明も怪しいものです。
 

 
 

この日記を公開したら、すぐにPAGの連中が偽装08モデルのXC90を片付けてしまうかも知れませんので、もし東京モーターショーに行かれる方はすぐに確認して下さい。
 
明日はボルボブースで展示しているアルコールガードの問題点をPAG・ボルボカーズジャパンディレクターの鶴田氏の解説を交えて日記に書きたいと思います。

2007/10/24 (水) 東京モーターショー初日の様子1

東京モーターショーボルボブースの様子です。
 

二階建てで二階は垂れ幕の後ろがVIPルーム(?)になっている模様です。
 

後ろに見えるのがVIPルームだそうです。
 


二階に上がると目の前で軽食が用意されており、好みのものを選べるのだそうです。
 
味はNさん曰く、『可もなく不可もなく』だそうです。
 
 
 
 


奥にはマックが用意されており、Nさんが『ボルボカーズジャパンドットコム』をブックマークしようと思ったら既にブックマーク済みだったので大変驚いたそうです。
 
調べてみたら端の一台のみにブックマークがされてたそうで、先を越された事にNさんは悔しがっておりました。
 
どなたか分りませんが、当サイトをブックマークして下さりありがとうございました。
 
 
 

2007/10/24 (水) 東京モーターショーボルボブース二階より

どもっ!
ボルボカーズジャパンドットコム特別任命記者のNです。
お体の悪い松岡さんに変わってただいま東京モーターショーにプレスとして来ております。
JAMAで正式な手順を踏んで国内報道関係者としてプレスIDを取得してますので、不正な侵入者ではありません。

前置きが長くなりましたが、さきほどスウェーデンのボルボカーコーポレーション社長フレドリック・アルプ、PAG社長リチャード・スナイダース、およびデービッド・ブルームに直撃インタビューをしました。
素人って怖いもの知らずだなと自分の事ながら思いました。
アルプ社長とスナイダース社長は快く回答してくれましたが、ブルーム社長は時間の無駄と激怒したので印象が最悪です。

特ダネですが、HEICOモデルのボルボをボルボカーコーポレーションが手配して日本に持ってきたのに、PAGの日本人幹部が握りつぶして展示しなかったのでVCCの方はかなりの立腹のようです。
問題なのは日本人幹部がその事実をスナイダース社長に告げてない事です。
裸の王様のようで不憫です。
ちなみにこの事を知っているのは、一部のPAG日本人幹部と私とこの日記を読んでる読者の方だけです。

今ボルボブース二階のVIPルームのMacintoshから日記を更新しているのでドキドキです。
今夜か明日に写真などをたくさん松岡さんがUPしてくれる事になっているのでご期待下さい。

2007/10/23 (火) 次々と消えていくボルボショールーム1

道路運送車両法違反容疑で昨年書類送検された加藤石油はボルボカーズ越谷、大田、川口の3店舗のボルボショールームを展開しておりました。
 
特に今年に入り越谷店の社員が川口店の強化・応援に大勢で出向いておりました。
 
ボルボ関係者によると、川口店は毎週コンスタントに販売台数を稼ぎ、越谷店や大田店の販売台数が0台の時でも川口店だけは販売台数があったそうです。
 
そんな川口店について、昨日ある方よりボルボカーズ川口店が閉鎖された事を知らされました。
 
 
 
 
その知らせに驚いて、まずは確認するために加藤石油のボルボショールームサイトを見ました。
 
確かに川口店の名前が消えています。
 
次にPAGのオフィシャルサイトのディーラー検索を調べてみましたが、川口店の名前が消えております。
 
加藤石油の会社概要の記された公式サイトを見ると、まだボルボカーズ川口が残っております。



 
ここに記された電話番号電話すると、移転先の電話番号が流れ、その番号からボルボカーズ越谷店に移転された事が分りました。
 
電話した後にすぐに川口店跡地がどうなっているのか確認しに行ったら、ショールームは空で敷地内にはなぜかホンダ車が多数置いてありました。
 
隣りがホンダディーラーなので貸しているのでしょうか。
 
ショールームの入口には8月19日を持って川口店を閉鎖し、移転先が越谷と書いてありました。
 
 
 
 
この川口店から移転先の越谷店まで車で早くて40分はかかります。
 
川口店でボルボを購入した方を今後どのようにサポートするつもりなのでしょうか。
 
この川口店は真面目な方が多かったので、その方達も今回の無責任な撤退を心苦しく思っているのでしょう。
 
私に関わった方が皆この川口店に配置換えされておりましたが、今回閉鎖によって元の越谷店に戻ってきたかも知れません。
 

2007/10/23 (火) 次々と消えていくボルボショールーム2

川口店はとても広いショールームで、PAGからの押し込み展示車を6台ほど展示するスペースもあり、お金がかかってたショールームのはずです。
 
今年の販売台数も越谷・大田店より多かったはずなのに何で閉鎖する事になったのでしょうか。
 
考えられる理由は、加藤石油の経営悪化のために販売拠点を集約する必要があった、先の見えたボルボではなくアウディを川口で販売するためにボルボショールームを閉鎖した等でしょうか。
 
加藤石油はアウディ越谷、所沢を展開しており、アウディ越谷の営業マン曰く、『アウディが売れすぎて仕事が忙しくて困ってます』なんだそうです。
 
アウディならボルボのユーザーをそのまま乗り換えさせる事も難しくないのかも知れません。
 
私の勝手な推測なので外れているかも知れません。
 
 
 
 
2年前には全国に140店以上あったボルボショールムは今現在126店です。
 
今後も減っていくのでしょう。
 
そしてサポート先が急になくなり困り果てるユーザーが今後も増えると思います。
 
 
 
 
さて、最近某ボルボディーラーのユーザー紹介ページが問題となりつつあるそうです。
 
事態を重くみた某ディーラーは某ユーザーの紹介ページのみを削除し、沈静化を図ろうとしておりますが、残念ながらGoogleキャッシュに削除したページが残っております。
 
問題点は、
1:ユーザーの勤務先や一部ユーザーの自動車ナンバーなどがそのまま掲載され、個人情報が垂れ流しになっている
 
2:某ユーザーが某ディーラーのユーザー紹介ページを利用して、自らの事業を宣伝し、集めた客の資金を勝手に流用した
 
3:某ユーザーが某ディーラーの紹介ページを見て集まった客の資金を全て使果してしまい破綻を宣言して返金に応じていない
 
 
4:結果的に某ディーラーが某ユーザーの横領の片棒を担いだ事になってしまった
 
以上の4点だと思われます。
 
 
 
既に報道ニュースが流れており、監督官庁も金融商品取引法違反容疑で調査に乗り出しております。
 
顧客の資金と自社の固有財産とをきちんと区分して管理していなかったので業務停止命令も出たそうです。
 
図らずも大きな犯罪の手助けをしてしまった某ボルボディーラーの今後の対応に注目が集まっております。
 

2007/10/19 (金) リコールに応じられないフォードの事情(記事抜粋)

さきほどレスポンスで興味深い記事を発見しました。
 

フォードグループが125万台の大量リコールの必要に迫られ、頭を抱えている。

フォード製のいくつかのモデルのクルーズコントロールスイッチに対する苦情が過去数多く寄せられていたが、フォードでは欠陥を否定して来た。しかしついにリコールに応じざるを得ない状況となったが、対象モデルは1992年から1998年まで、実に6年間に及ぶ。

初期のものではすでにパーツ生産を打ち切ったものもあり、リコールしても修理が不能だという。

対象モデルは、92-97年のリンカーン『タウンカー』、92-97年のフォード『クラウンビクトリア』、92-97年のマーキュリー『マルキス』、93-95年のフォード『トーラスSHO』、93-98年のリンカーン『マークVIII』、94年のマーキュリー『カプリ』。

不具合を指摘されながら、10年以上も否定し続けたフォードの姿勢が、改めて問われている。


《Sachiko Hijikata, US editor》




そんな最低なフォード社の完全子会社のPAGインポート社は親会社以上に最低ですけどね。
 
裁判で敗訴して欠陥認定されているのにリコールしておりませんし。
 

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