日本入国審査時に外国人に義務づけられる指紋採取と顔写真撮影のシステム、報道公開
11月20日から、日本に入国する外国人に対して、入国審査の際、指紋の採取と顔写真の撮影が義務づけられるのを前に、そのシステムが報道陣に公開された。
入国審査ブースに設置される機械で、指紋採取と顔写真の撮影が行われることになる。
これは、テロリストの入国を未然に防ぐための制度で、特別永住者や外交官らを除く、16歳以上のすべての外国人に対して、入国審査の際、指紋の採取と顔写真の撮影が義務づけられ、拒否した場合は国外退去となる。
指紋と顔写真の情報は、ブラックリストのデータと照合され、別人になりすまして入国しようとするテロリストや犯罪者らを発見する仕組みになっている。
同様の制度は、3年前からアメリカで導入されていて、日本は世界で2例目となる。