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皆様のあたたかいお心を賜り、目標金額に到達したため、ただいま募金活動を停止しております。
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2007-07-20 21:59:07

京大を救って下さった皆様へ

テーマ:両親からのメッセージ

今までなかなかお礼のお手紙が書けなかった事にお詫び申し上げます。
今こうしてお手紙を書ける事をとても嬉しく感じております。
京大は生後5ヶ月で心臓がいつ止まってもおかしくないと言われておりましたが
、そんな我が子はもう二歳三ヶ月にまでなりました。
今ではとても元気に走り回るようになり、特に日本に帰って来て、まだロングフ
ライトの疲れが少し残っておりますが、元気に過ごしております。
ママン

いたずらや体力など日々増していく京大ですが、

皆様の暖かい応援がなかったら今の元気な京大は

いませんし、もしかしたらもうこの世にもいなかったかも

しれません。
皆様への感謝の気持ちが京大の成長と共に増しています。
本当にありがとうございました。

アメリカ滞在中、現地駐在の日本人ボランティアの方々に様々な形でお力添えい
ただきました。
また日本でずっと応援してくださっている皆様、ブログをお持ちの方のブログも拝見いたしました。
中には「けいたくん頑張れ」「お母さんも頑張ってね」のようなお言葉があり、
私にとってこれ以上ないうれしい事でした。
いつも心の中で「ありがとう ありがとう」とつぶやきながら読んでおりました。

日本にいながらアメリカにいる私達を心配してくださる先生方。
募金活動が始まる前から今でも京大の為に忙しく奔走する救う会の皆様。
少し心細いアメリカ生活ではありましたが、私にとって頑張れる源となるこれだ
けの方々がいらっしゃいます。
皆様それぞれ方法は異なりますが、一人一人の優しさと暖かさが伝わって参りました。

そんな皆様のお力添えによって、最後まで頑張って来る事ができました。
本当に本当にありがとうございます。

そして愛するお子様を亡くされた悲しみの中で、臓器提供の決断をしてください
ましたドナーのご家族の方に感謝し、またドナーになられた方のご冥福を心より
お祈り申し上げます。

京大は、皆様の愛情に包まれてここまで来る事ができました。
これからは助けていただいた命を大切にし、自分から人に気遣え、そして

思いやりのある、人に役に立つ社会人に育てて行きたいと思います。
これからも京大の成長を見守っていただければ幸いです。
皆様本当にありがとうございました。

松田 麗子

2007-07-20 21:52:09

御礼

テーマ:救う会事務局より

帰国会見後,けいた君本人ではなく私共が体調を崩していたため,当ブログの更
新作業を始めとした全ての作業が滞ってしまい多くの方々にご心配をおかけ致し
ました事と,またそれに付随して,同会見後に松田麗子より預かっていた皆様方
へのメッセ-ジをすぐにご紹介申し上げる事が出来なかった事を,書面にて大変
失礼ながら深くお詫び申し上げる次第です。誠に申し訳ございませんでした。

なお,その間に直接メ-ルやお電話にてお問い合わせ頂いた方々にも,実際の所
は私共にも分かりませんので治療内容等の詳細なご説明は結局出来なかったので
すが,改めまして私共が知り得る範囲で申し上げますと,まず帰国後は急激に変
わる環境の変化に対応するために最低でも2ヶ月間程度の期間が必要で,今現在は
正にその段階にあるわけですが,その後は状態を見ながら出されるお医者様のご
指示に従って通院の間隔を徐々に広げながら,1~2年の期間をかけて少しずつ周
囲に順応させて行く旨当初より伺っております。

従いまして,近隣のエリアでの夏祭りへのご招待等のご案内も実の所何件か頂戴
したりはしているのですが,そのような事情で元気とはいえまだまだ自由に外へ
出て行けるような状態ではありませんし,何よりも今回非常に多くの方々のご厚
意によって救い上げて頂いた命でもあり,私共と致しましても当面はとにかく無
理をせず治療に専念させたいと考えておりますので,大変恐縮ながらその点ご理
解頂けましたら幸いです。

けいた君だけではなく,同様に渡航移植以外に道がないとされた子供たちはその
ほとんどが似たような状況にあるのだろうとは思いますが,後で知らされた所に
よれば,今回のけいた君も私共が認識していた以上に極めて切迫した状態だった
そうで,そういう意味からも,気持ちばかりが先行し実態がそれになかなか追い
つかない事から,このブログばかりでなくあらゆる部分で行き届かない事ばかり
だったにも関わらず最後まで当会を支えて下さった皆様方には,今はただただ感
謝の言葉を申し述べる以外にありません。皆様本当にありがとうございました。

現在もなお継続中のメ-ルのご返信にしても,無事に帰国出来た旨のご案内にし
ても,今ではとてつもなく膨大な数に上っておりますので,全てが完了するのが
いつの事になるのかは私共自身にも全く分からない状態になってはおりますが,
今の私共に出来る事はこれしかありませんので,再開後も引き続き一つずつこつ
こつとやって行くつもりでおります。終端に至ってはかなりの時間差が生じる事
になるものとは思いますが,その点はどうか悪しからずご容赦賜りますよう右何
卒お願い申し上げます。

けいた君を救う会 水澤 滋会員一同



帰国1 帰国2 帰国4 帰国3
帰国5 帰国7 帰国6 帰国9 帰国8

2007-04-27 22:19:31

ご支援賜りました皆様へ

テーマ:両親からのメッセージ

皆様のお力添えのお陰で渡航し約7ヶ月、お陰様をもちましてようやく息子が

帰国できますという、うれしいご報告を申し上げらるれる事となりました。

息子の状態も検査結果に大きな問題はなく、体調も安定しているようで安心して
おります。

そして私達家族の夢であった「家族で一緒に過ごす事」が現実のものとなろうと
しております。

この夢を達成する事ができるのは、多くの皆様がお力添えくださったたまものです。


この場をお借りしまして、お礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

生後まもなく息子の状態が悪化し、残された方法は心臓移植しかないと告げられ
てから、どうしたらよいかわからず、眠れぬ日を過ごした事もございますが、

息子の笑顔を見て「必ず助ける」ということを思い続けてまいりました。

そんな私達夫婦の勝手なお願いに、多くの方にご賛同いただきご支援が賜れた事
がなければ、今のこの時間を送る事ができなかった事を考えますと、ただただ

感謝の念で一杯です。

今まで私たちは、募金にご協力いただいた方々を始め、多くの方々に支えられて
まいりました。

そして無事にアメリカに渡る事ができ、新しい命を受け継ぐ事ができました。

もちろんこれには、ドナーの方そして悲しみの中、大変な決断をされたドナーの
ご家族がいらしたからこそ今のこの時を送る事ができております。

それと同時に、その悲しみから立ち直ろうとしておられる家族がいる事を、

決して忘れる事はできません。
改めましてドナーになってくださったお子さんのご冥福をお祈りすると共に、

ご本人とご家族へ心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

そしてこれから一生を共にしていくもう一人の子供を引き継いだ事に、親として
身の引き締まる思いを感じております。
今まで私たちを支えてくださった皆様に改めまして感謝申し上げます。お一人お
一人に直接お礼を申し上げることができず大変恐縮ですが、私たち家族のサポー
トをしてくださった全ての皆様、本当に本当にありがとうございました。
これから一生けいたには拒絶反応との戦いや様々な制限があり、まだまだ道のり
は平坦ではありませんが、ゆっくりけいたに合わせて成長してくれればいいと思
います。

これからもあたたかく見守っていただければ幸いです。

皆様本当にありがとうございました。

松田祐樹

2007-04-27 22:13:21

おかげさまで、けいた君が帰国出来る事になりました。

テーマ:救う会事務局より

   諸般の事情にて当ブログの更新が一時的に中断されていた事により,今回ご

援賜った多くの皆様に大変ご心配をおかけ致しました事を,まずは深くお詫び申し

上げます。誠に申し訳ございませんでした。

   さて早速ですが,表記の通り,皆様方に米国へと送り出して頂いたけいた君が,
渡米以来約半年という予想以上に早い段階で,この度再びこの日本へと,しかも
元気な姿で戻って来れる運びとなりました事をここに謹んでご報告申し上げます
と共に,直接メ-ルやお電話にてお問い合わせ下さった方々を始めとして,今日
に至るまで,舞台裏での諸事情をお汲み取り下さり,じっと経緯を見守り続けてい

て下さった数多くの方々のお心遣いに,私共一同心より厚く御礼申し上げる次第

です。

   大人にとっても極めて大掛かりな治療ですから,ましてやそれがわずか2歳の
幼児の事と思えば,順調に推移しているとのお医者様のご説明があくまでも大枠
での話である事は,落ち着いて考えてみれば当然といえば当然の事だったので

が,それが単純に全快を意味するものとしか理解出来ていなかった私共にとっ

は,この間はまさに文字通り予想外の出来事の連続でした。

  そしてそれが,結果的にはブログの更新を停止させるまでに至る様々な要因へ

と繋がって行く事になるわけですが,しかし皆様方に多大なるご心配をおかけし

代償として,今回お世話になった米国並びに,日本からの患者の受け入れは今回

が初めてだそうですが,オハイオ州コロンバス小児病院の方々とも極めて良好な

係を築く事が出来た旨伺っております。思いがけず,わずか半年余りの予後期

間での帰国が実現出来た背景には,そういった米国の先生方は無論の事,日本に

いながらにして,帰国後も滞りなく治療を引き継げるようにと,母親麗子から毎日の

ように送られて来る米国での詳細な日々の様子を,多忙を極める合間を縫いなが

ら細部に渡るまで把握し,要領の悪い私共にまで的確な指示を出し続けて下さって

いた主治医の布田伸一先生他,関係各位の言葉には出来ないほどの多大なるご

尽力がありました。

   当会にとって,その最大の目標であったけいた君本人はもちろんですが,これか

ら後も続いて行くであろう同様の子供たちの現状では唯一の希望ともいえる道が,

直接であれ,あるいは間接的にであれ,私共が原因となって閉ざされてしまうよう

な事だけは何としても避けたいと,私共は切実にそう思っていましたし,また同時に

それを何より恐れてもいました。しかし最終的には,このような非常にありがたい

で日本へと送り出して頂ける事が出来るという意味も含め,ここ日本から米国にま

で至る道を作って下さった全ての皆様に,改めまして一同心より感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

   けいた君は,本月30日夕刻の便で戻って参りますが,今回に限り,他のお客様の

ご迷惑にならないよう空港内にて別途場所を用意し,当会発足以来初めての事に

なりますが,親子三人を揃って同席させての帰国会見を行う予定でおります。
またその模様は,画像と共に後日当ブログ上にてもご紹介させて頂くつもりでおりま

すので,重ね々恐縮ですがそれまで今しばらくお待ち下さい。周辺への配慮から,

空港へのご来場もお控え下さいますようお願いしておりますが,その点につきまし

ても合わせてご理解のほどお願い申し上げます。

   また,松田麗子より,皆様へのメッセ-ジをとの申し出がありましたが,それは私

の判断にて取り止めさせて頂きました。今回の会見へのけいた君本人の出席は,

もちろん予めドクタ-の許可を頂いての事ですが,ただしそれには当日まで何も問

題が起きず,現状のまま推移してくれた場合には,という条件が付いていたからで

す。無事に成田空港へ降り立つまでは完結ではないとの趣旨から,勝手ながら母

親のメッセ-ジは帰国後,けいた君の状態が落ち着いた段階でご紹介申し上げる

事とさせて頂きたく思っております。

   ちなみに,今回お世話になった米国オハイオ州コロンバスでは,毎年一回,
ドナ

-となって新たな命を授けて下さった方々を悼むための慰霊祭があり,本年は去

る4月18日に行われたそうなのですが,帰国前にけいた君を連れて参加させて頂

く事が出来ただけでなく,周囲の方々からも暖かく迎えて頂いたと聞いております。

しかしそこへと至る事が出来ましたのも,影となって現地での生活を支え続けて下

さった,コロンバスに在住,ないしは駐留されておられる多くの邦人ボランティア

方々の存在があったればこそです。

   この募金活動を通じ,私共はこれまで考えた事もなかった様々な事を学びまし

た。特に,表の顔とも言うべき,一人の子供の命が救い上げられるという単にそ

事だけでは到底済ませられないほどに,余りにも多くの問題もが同時にそこに

は存在しているのだという事を知るに至った,という点がその最たるものと言え

でしょう。

   今回この慰霊祭に自ら参加出来た事は,彼女にとっても,自分たちに手を差し
伸べて下さった多くの方々,あるいはドナ-となってわが子の命を繋いでくれた
名も知らぬお子さんやそのご家族への感謝というだけに止まらず,移植医療が,
救われる側よりもむしろ遥かに辛い選択を迫られるであろう提供する側に於いて
も広く理解され,けいた君のような外国人にさえもその機会を分け与えるばかり
か,その結果救われた子供をも暖かく受け入れてくれる世界に暮らす人々と触

れ合う中で,母親として,人として,上っ面だけではない,より深い部分で得たも

の,感じるものも多かったはずです。それを,これほども多くのご支援を頂いた

者としてこれからの生活の中にどう生かして行くのか,いずれにしても父親であ

る松田祐樹ともども,本当にその真価を問われるのはまさにこれからなのだと

思います。

   けいた君が戻って来ても,当たり前ですがまだまだ当会には大きな責任が残さ
れていますし,会の活動がここで終わるわけでもありません。最終的にお預かり
した巨額の募金が完全に当会の手元を離れるまで,あまり体裁は良くありません
が引き続きこのブログも続けて行きますので,どうか最後までよろしくお願い申し

上げます。

けいた君を救う会  水澤 滋

2007-02-16 22:26:09

訂正します

テーマ:新着情報
先にご案内申し上げましたマクドナルドハウスに関わるマクドナルドのハンバー
ガー売り上げからの寄付金につきまして、さる方より日本国内でも同様のシステ
ムがすでに運用されている旨のメールを頂きました。

それによると、『ハッピーセットの売り上げから一円が、財団法人ドナルドマク
ドナルドハウスチャリティーズジャパン様に寄付されている』そうです。

今回米国にて実際にお世話になり、大変にありがたいシステムだったため単純に
日本でも出来れば良いなと思っただけなのですが、実情を正確には存じ上げなか
ったため関係各位にお詫びして訂正させて頂きます。

詳細につきましてはHPアドレスを併記してお送り頂きましたので下記リンク先を
ご覧下さい。またその際は、リンク先へ直接飛べる細工が出来なかったため、お
手数をおかけし大変恐縮ながらアドレスを貼り付けての移動をお願い致します。

『http://www.dmhcj.or.jP/』

なお現地の気温ですが、現在では更に下がっていて、先ほど確認出来た所によれ
ばマイナス20~30℃にも達しているとの事でした。この点も合わせて訂正申し上
げます。
2007-02-13 22:10:13

けいた君が無事に退院いたしました。

テーマ:新着情報
年の瀬も近く、報道発表をさせていただくだけで精一杯になってしまいましたが、
多くの方々のお力添えによって昨年12月下旬にけいた君は無事に退院出来るま
でに回復する事が出来ました。ここまで応援して下さった皆様ほんとうにありが
とうございました。

現在二人は、病院の向かいにあるマクドナルドハウス(※)という患者用の簡易宿
泊所におり、引き続き治療を受けながら病院との往復を続けておりますが、主治
医の先生からは今もって特にコメント等は頂いておりませんので、私共も順調に
快方へ向かっているものと考えております。今後は特に突発的な問題などが生じ
ない限り、まだ時期は未定ながら帰国予定が告示されるのを待つ事になろうかと
思いますが、現状のまま推移してくれれば当初およそ半年から一年と言われた予
後の期間のかなり早い段階での帰国が実現出来るかもしれません。

目処が立ち次第改めてご案内申し上げる予定でおりますので、皆様におかれまし
てはそれまで今しばらくお待ち頂けますようお願い致します。

(※)マクドナルドハウスについて。

ハンバーガーのような名前ですが、その名の通りファーストフードの米国マクド
ナルド社によって運営される移植患者やその家族のための簡易宿泊所との事です
。簡易という名前以上に立派な施設で、ほとんどが病院のすぐ近くに立地してい
るらしく、しかもマクドナルド社のサポートにより格安でご提供頂けるため、費
用を出来る限り切り詰めたい私共のような者には非常にありがたい施設です。

特に今回は病院の真向かいにあるとの事で、連日氷点下10~20℃にもなるという
現地で病院との間を往復するのに非常に助かっているようです。

この仕組みは、ハンバーガーの料金の中に予めいくらかの寄付金が含まれている
事で成り立っているそうですが、これは言うまでもなく米国の消費者がご負担下
さっているもので、現地でサポートして下さっている多くの邦人ボランティアの
方々に加え、こういう部分では母国である日本だけでなく、国の垣根を超えて大
きなご支援を頂いたと感じています。特にこのハンバーガーのシステムは実に合
理的な素晴らしいアイデアだと思うのですが、何故か国内のハンバーガーにはそ
ういう仕組みは取り入れられていないようです。
2007-02-13 22:05:50

ご協力ありがとうございました

テーマ:活動報告
12月1日から1月31日までに募金をお振込み頂いた結果です。

373,966円のあたたかいお気持ちが集まりました。

皆様のご理解とご協力、ありがとうございました。


2006-12-20 21:38:29

ご協力ありがとうございました

テーマ:活動報告
11月1日から11月30日までに募金をお振込み頂いた結果です。

154,759円のあたたかいお気持ちが集まりました。

皆様のご理解とご協力、ありがとうございました。

2006-11-27 23:40:39

皆様のお陰でとうとうこの日を迎える事ができました

テーマ:両親からのメッセージ

  今年の10月に渡米して2か月弱,皆様のお力添えを得て,このたび本当に京大の心臓移植が実現いたしました。

 
  なにより京大に自らの心臓を与え,尊い命のバトンを下さったドナ-の方と、お子さんを失った深い悲しみの中、その決断をしていただいたご家族に心から感謝し,ドナ-の方のご冥福をお祈り申し上げますとともに,京大を受け入れ、手術をしていただいたコロンバス小児病院の方々にも,心からの敬意と感謝を捧げたいと思います。

   京大が心臓移植以外に生き延びる方法はないと宣告されてからは,絶望と,
あきらめきれない気持ちとの狭間で揺れ動くばかりの毎日でしたが,そんな中で今回,渡米,そして移植が実現できましたのは,「何とか京大のためにお力添えをいただきたい」という私共の切なる願いに応えて下さった全国の皆様の温かいご支援の賜物です。改めまして皆様に心から感謝申し上げます。

  またアメリカでも京大は,現地に在住しておられる日本人ボランティアの方々、また病院スタッフの方々より,これ以上はないというほどの精一杯の応援をしていただきました。皆様本当にありがとうございました。

  今後も,拒絶反応や感染症など厳しい闘いがまだまだ続きますが,京大がこの厳しい闘いを乗り越えて,元気な姿で日本の皆様にお会いできる時まで,どうかこれからも引き続き温かいご支援を賜れますよう,妻麗子共々なにとぞよろしくお願い申し上げます。

この度は本当にありがとうございました。




                                                                            松田祐樹

2006-11-27 23:39:00

松田けいた君の心移植手術が行われました

テーマ:新着情報

去る10月2日,皆様のお力添えによって成田空港を発って以来,けいた君はずっと米国・コロンバス小児病院にて移植待機の状態を続けて来ましたが,同行した母親共々常時病院の管理下におりました関係上,私共も思うように現地との連絡が取れなかったために,なかなか状況をお知らせする事も出来ず,皆様には大変ご心配をおかけ致しました。

メ-ルやお電話でわざわざお問い合わせ下さった多くの方々にも詳細なご案内が出来ず,誠に申し訳ございませんでしたが,このほどけいた君の心移植手術が行われ,無事成功したとのご連絡を,日本での主治医である布田伸一先生より頂く事が出来ました。つきましては,同先生よりお送り頂いた経過報告を以下にご紹介申し上げます。

なお私共も,布田先生より成功のご報告を頂くまで,途中経過などを全く把握出来ておりませんでしたので,今回このような形で遅れてのご報告になりましたが,その理由につきましては,以前にマスコミのある社がダイレクトに病院にアプ
ロ-チした事により,コロンバス小児病院側がけいた君の情報管理に非常にナ-バスになっていて,「補助循環装置を除去出来た段階をもって心移植手術の成功とします。」というお知らせがあったためとの事です。そのためもあり,今後けいた君に関する医学的な情報につきましては,布田先生を通じて頂いたものだけをご紹介させて頂く事と致しますので,ご理解のほどよろしくお願い致します。


今回このような活動を経験をさせて頂いた事で,松田夫妻はもちろんですが,
私共もまた初めて「ドナ-心」という言葉を知り,そしてまたけいた君の向こう側には,自らの死と引き換えに手術を成功に導いてくれたお子さんがいるのだという事実を,文字通り身をもって思い知る事になりました。

今回のニュ-スは私共の最大の目標のひとつが達成された事を意味しますから,私共にとってこれほど嬉しい事はありませんし,またそれを実現させて下さった皆様に於かれましてもそれは全く同じだと思います。もちろん,私共の皆様への感謝の気持ちにも何ら変わりはありません。ですが,正直に申し上げれば,けいた君が無事に大手術を乗り越えたと聞かされた今は,その礎となってくれたお子さんの事をさて置いたまま,喜びと,皆様への感謝の気持ちだけをこの場に書き連ねる事がどうしても出来ません。

そのために,このような機械的なご報告となってしまった経緯と,お約束したけいた君の画像をどうしても撮影する事が出来なかったという母親の心情をどうかお察し頂きたく,重ねてお願い申し上げます。


『注』

このご報告は,昨夜(11月27日)23:00過ぎに準備していたものですが,その後途中でブログにログイン出来なくなるトラブルに見舞われ,当初の予定より大幅に遅れる事となってしまいましたので,既に新聞報道等でご存知の方も多い事と思います。ご心配をおかけ致しまして大変申し訳ございませんでした。



                                                     けいた君を救う会  代表  水澤  滋

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『松田京大君の経過報告』

 米国オハイオ州コロンバスのコロンバス小児病院から東京女子医科大学東医療センタ-内科の布田伸一に入った情報によると、拡張型心筋症 による重度の心不全状態で心移植待機していた 松田京大君は、現地時間 の11月20日(月)「日本時間の11月21日(火)」にドナ-の方が現れ,心移植手術が行われました。

 移植後は,ドナ-心の負担を軽減すべく,補助循環装置の力を借りて 集中管理を行って来ましたが,現地時間の11月24日(金)「日本時間の11月25日(土)」には補助循環装置の必要性が無くなり,無事に装置を除去することが出来ました。

 今後は,移植後の拒絶反応や感染症などに対する,心移植後の厳重な管理が行われて行きます。

(文責:東京女子医科大学東医療センタ-内科 布田伸一 ぬのだしんいち)

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