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中国、越境試みたチベット族30人を銃撃=AFP通信

 31日のAFP電によると、中国の国境警備隊が10月18日、同国のチベット自治区からネパールに影響しようとした約30人のチベット族に銃撃を加えたもようだ。

 

 支援団体「チベットのための国際キャンペーン」(本部ワシントン)によると、死傷者はなかったが、数人が拘束されたという。

 中国とネパールの国境では昨年9月、ネパールに脱出しようとしたチベット族に国境警備隊が発砲し、女性の僧侶1人が死亡した。中国政府は当時、通常の国境警備中に銃撃が起きたと説明していた。

 同支援団体は、「今回の事件で中国側の姿勢に少しも変化がないことが分かった」と非難した。

 危険を顧みずチベット自治区からネパールに越境する住民は約2500人に上るとされる。ネパールに脱出したチベット族の大部分はチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世が亡命政府を置くインド北部のダラムサラで暮らしている。

NEWSIS/朝鮮日報JNS
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