2001年の米同時テロ後、「テロとの戦い」の一環として、同年12月から6年近く続いてきたインド洋での海上自衛隊による補給活動が、2日午前0時をもって終了する。
活動の根拠となってきた現行のテロ対策特別措置法が1日に期限切れとなるためで、石破防衛相は1日夕、海自の補給艦「ときわ」と護衛艦「きりさめ」に撤収命令を出す。
福田首相も夕方に談話を発表する予定で、補給活動の速やかな再開に向け、最大限努力する決意を内外に表明する。
活動を再開するための新テロ特措法案の審議を行っている衆院テロ防止特別委員会では1日午前、閣僚から海自撤収への懸念などを訴える声が相次いだ。
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