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2007年10月31日(水) 18:20 |
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JR山陽本線で人身事故相次ぐ
JR山陽本線で人身事故が相次ぎました。31日朝、岡山市中尾では女子中学生が、また昼前には岡山市白石で男性が列車にはねられ死亡しました。
午前7時前、岡山市中尾のJR山陽本線川辺踏切近くで、富山から福岡に向かっていた下り貨物列車の運転士が、線路内にしゃがんでいる人影を発見し非常ブレーキをかけましたが衝突しました。 はねられたのは14歳の女子中学生で病院に運ばれましたが、8時すぎに死亡が確認されました。 この事故で、JR山陽本線は上道駅と瀬戸駅の間で上下線が1時間半にわたり運転がストップしました。 警察では自殺の可能性が高いとみて調べています。 この事故の影響で山陽本線、赤穂線、伯備線で合わせて上下21本が運休したほか大幅な遅れが出ました。岡山駅は通勤ラッシュの時間帯でサラリーマンや学生らで、混雑しました。 8時半ごろに運転は再開されましたが、岡山城東高校では予定されていた3年生の試験が遅れるなどおよそ3万3500人に影響が出ました。 また正午前には岡山市白石のJR山陽本線野田一踏切で、下り普通列車の運転士が踏切内に人影を発見し非常ブレーキをかけましたが間に合わず、衝突しました。 この事故で、岡山市の無職・植月実さんが死亡しました。列車の乗客30人にはけが人はいませんでした。 この事故で山陽線など39本が運休し、2万5000人に影響がでました。
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