パ王者気力充実 中日戦見据え、練習再開(10/22 09:41)
2年連続の日本一に向けて、日本ハムは21日、札幌ドームで練習を再開した。クライマックスシリーズ(CS)第2ステージ後、2日間の休みでリフレッシュした選手たちは、昨年と同じ中日との対戦を見据え、約1時間半の練習に汗を流した。ヒルマン監督が米大リーグ、ロイヤルズの監督就任会見のために渡米し、指揮官不在という異例の状況での始動となった。
全体練習は普段と変わらない守備、打撃練習で、終了後に個人練習として小谷野がティー打撃、稲田、工藤らがランニングを行った。中日戦に向け、稲葉は「日本ハムがなぜ勝ってきたか、なぜ日本ハムに負けるのかを、中日に考えさせたい」と自信を見せた。
監督の留守を預かる白井ヘッドコーチは「監督不在だが、勝つために何をやるべきかを分かっている選手たちの集まりだから問題ない」と述べた。さらに、中日戦に向けて「昨年、日本一を逃した中日は、特別な思いで向かってくる。こちらも対策は練っている」と気合を入れた。
チームは22日から、投手の打撃練習をメニューに加える予定。23日は無料公開の紅白戦を午後1時(正午開場)から札幌ドームで行い、24日は休養日。25、26日に最後の調整を行い、27日から本拠地で中日を迎え撃つ。
また、球団はヒルマン監督の帰国が、24日午後にずれ込むと発表した。当初は23日夜の予定だったが、飛行機の便の関係で不可能となった。チームの練習への合流は予定通り25日で変わらない。