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紀元会集団暴行:「妻をこらしめて」奥野さんの夫が信者に 窪田容疑者が話す /長野

 宗教法人「紀元会」(小諸市)の信者による集団暴行で奥野元子さん(当時63歳)が死亡した事件で、傷害致死容疑で逮捕された窪田康子容疑者(49)が「奥野さんの夫が『妻をこらしめてくれ』と言った」などと話していることが23日、分かった。小諸署捜査本部では奥野さん一家の家庭内不和が事件の一因になった可能性もあるとみて調べている。

 関係者によると、先月24日の集会では、奥野さんの次女の森美智子容疑者(26)が数年前、窪田容疑者の娘に避妊具を渡したことが問題視された。森容疑者は教団幹部の窪田容疑者らに「すいません」と謝罪したが、許されず暴行が始まった。その後、呼び出された奥野さんが「何も悪いことはない」などと発言。信者の怒りがエスカレートしたらしい。

 夫の和宏容疑者(35)も「こらしめてくれ」などと、信者に暴行をけしかけるような発言をしたとされる。奥野さんの発言に窪田容疑者も「むかっとした」などと明かしていたという。

 教団では21日の会見で「家族同士のいさかいに、信者が加わって集団暴行に発展した」と経緯を説明していた。捜査本部は、窪田容疑者が事件を主導した疑いがあるとみて、動機や詳しい経緯を調べている。

毎日新聞 2007年10月24日

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