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社会

無人の実験室焼く 北大工学部、対策本部を設置(10/31 13:59)

北大工学部材料化学棟の実験室の火災で、放水する消防士ら=31日午前6時20分すぎ、札幌市北区

北大工学部材料化学棟の実験室の火災で、放水する消防士ら=31日午前6時20分すぎ、札幌市北区

 三十一日午前五時四十五分ごろ、札幌市北区北一三西八の北大工学部材料化学棟(鉄筋コンクリート八階建て)の五階の実験室五一八号室から出火、同室と、隣接する実験室二部屋の内部計約百二十平方メートルを焼いた。けが人はなかった。

 札幌北署と札幌市消防局の調べでは、三部屋は、北大大学院工学研究科物質化学専攻の実験室。室内には薬品や実験装置などが多数置いてあったという。出火当時は無人で、ドアは施錠されていた。同署などが出火原因を調べている。

 同専攻機能材料化学講座の小泉均准教授によると、出火した五一八号室では、高密度集積回路などを形成する基礎材料への利用を目指して、高分子の物質を合成する研究を行っている。出火当時は実験しておらず、「出火原因は分からない」と話している。

 北大は警察や消防と連携して出火原因を探るため、同日午前、三上隆・大学院工学研究科長を本部長とする対策本部を発足させた。

 北大構内の研究室などでの火災は過去、薬学部の研究室で一九九九年に化学実験の準備中に薬品に火が燃え移って大学院生(当時)二人がやけどを負ったほか、九八年に理学部の教室で蒸留していた揮発性の高いベンゼンに引火し、爆発した例などがある。

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