9月下旬に突然、11月1日からの休診を決めた東京・北区の東十条病院が31日、最後の外来診察を行った。 病院側は入院患者を退院または転院させ、通院患者についてはほかの病院を紹介するなど対応を取ってきたという。しかし、患者や地域住民には休診の発表以降、困惑が広がっている。
また、全員解雇となった職員の一部からは、休診の理由について「何の説明もない」「不当解雇だ」との声も上がっており、今後、病院を運営する法人と交渉する予定だという。
東京都は、地域医療に与える影響は少なくないとして、再開の計画を提出するよう求めている。