「校長に体を触られるなどセクハラを受けた」と訴えていた鹿児島県鹿屋市の中学校に通う女子生徒と両親が30日、この男性校長(56)を強制わいせつ罪などで鹿屋署に刑事告訴した。校長は「一切身に覚えがない」としている。
生徒の弁護士によると、今年4~5月、校長は生徒を数回、校長室に呼び出し、体を触るなどしたほか、6月にはドライブに誘い、車内でわいせつな行為をした疑い。校長は生徒が所属する運動部の副顧問だった。
校長は同市内で会見しドライブに行ったことは認めたが「身の潔白を証明するためにも(名誉棄損など)法的手段も検討している」と、わいせつ行為を改めて否定した。【川島紘一、新開良一】
毎日新聞 2007年10月30日 22時15分