
炭鉱地帯で障害のある新生児が増加 中国
2007.10.30
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19:48
JST
- AP
北京(AP) 中国北部の炭鉱地帯で、障害のある新生児の割合が大きく増している。環境汚染が原因とみられる。国営新華社通信が29日、報じた。
北部山西省の炭鉱地帯8カ所について調べたところ、障害のある新生児の割合が全国平均を大きく上回る結果が出た。具体的な数字は、記事では示されていない。同省では、主に石炭の採掘や利用により、環境汚染が深刻になっている。
政府のウェブサイトによると、中国国内の障害のある新生児の割合は、01年から06年にかけて約50%増加。1万人につき145.5人となっている。