「安曇野産」トマトジュース 実は別の産地も2007年10月30日17時19分 飲料メーカーの「ゴールドパック」(東京都渋谷区)が、トマトジュースに長野・安曇野産のトマトだけを使用したと表示しながら実際には別の産地のトマトも使用していたとして、農林水産省は30日、日本農林規格(JAS)法に基づき同社に改善を指示した。同様の不適正な表示は計5商品で確認され、出荷量の55%にあたる約140万本に上るという。 改善を指示されたのは、「信州・安曇野の手摘みトマトジュース」「信州・安曇野の旬穫(ど)り野菜ジュース」「八ケ岳高原のトマトジュース」など5商品。トマトはいずれも長野県産だったが、良質な高原野菜の産地として名高い安曇野地方や八ケ岳高原とは遠く離れた地域のトマトも含み、消費者の誤解を招くと判断したという。 別の野菜ジュースには、「長野県産野菜使用」と記しながら、山梨県産の野菜を使用していた商品もあった。通信販売のほか、主に長野県で売られ、指摘を受けた9月15日以降は出荷していないという。
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