現在位置:asahi.com>社会>その他・話題> 記事

NOVA社長室を公開 330平方メートル、ミニバーも

2007年10月30日22時10分

 茶室、ミニバー、高級家具……。NOVAの保全管理人の東畠弁護士は30日、大阪市浪速区の20階建てビル最上階にあるNOVAの社長室を報道陣に初めて公開した。広さは約330平方メートル。猿橋(さはし)前社長が約6000万円をかけて作らせたといい、東畠弁護士は「会社を私物化していた証しだ」と厳しく批判した。

写真

ミニバー(左)の裏には茶室やベッドルームなどの豪華設備があった=30日夜、大阪市浪速区で

写真

ミニバー=30日夜、大阪市浪速区で

写真

ミニバーに並ぶ高級酒=30日夜、大阪市浪速区で

写真

茶室=30日夜、大阪市浪速区で

写真

ベッドルーム=30日夜、大阪市浪速区で

 このビルは、NOVAグループの統括本部がある同市中央区のビルとは別で、自宅でテレビを使って英会話を学ぶ「お茶の間留学」の担当部署などが入る。毎月の賃料が約270万円とされる社長室には赤いじゅうたんが敷き詰められ、執務室のほか、革張りのソファが並ぶ応接室やミニバーなどが併設されていた。豪華なシャンデリアが室内を照らし、窓からは大阪市内を一望できる。

 さらに、ミニバーのそばに体の幅ほどの狭い通路があり、奥には茶室や寝室、サウナを備えたバスルームなどが隠されていた。この日、社長室に初めて入ったというNOVAの広報担当者は「前社長のぜいたくぶりは聞いていたが、まさかこれほどまでとは……」。東畠弁護士によると、NOVAの東京本部(東京都新宿区)にも別の社長室があるという。

この記事の関連情報をアサヒ・コム内から検索する

PR情報

このページのトップに戻る