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松山市にある大型温泉施設、「いよてつの湯」がきょう突然、閉館しました。経営側が一方的に閉館した事について施設を貸していた伊予鉄道は損害賠償などの法的措置を含めた対応を検討するとしています。
「いよてつの湯」は２００６年４月に松山いよてつ健康ランドをリニューアルしてオープンした大型温泉施設で、伊予鉄道によりますと施設は伊予鉄道が所有し賃貸契約を結ぶ形で神奈川県の温泉施設企画会社、亀井工業ホールディングスが経営を行っていました。
しかし、今年７月から家賃が滞納されたため伊予鉄道が家賃の支払いや経営改善などを求めて交渉していましたが、８月になって突如、東京都のスパ・クリエイションに経営者が変更されました。このため伊予鉄道では、家賃滞納や経営者の変更が契約違反にあたるなどして今月１３日に賃貸契約を解除し閉館に向けてスパ・クリエイションと協議を進めていた所、突然、きょうスパ・クリエイション側が一方的に「いよてつの湯」を閉館したということです。伊予鉄道は「現在は連絡も取ることができない」としていて損害賠償など法的措置を含めた対応を検討するとしています。
一方で、法人会員や回数券の利用者などについては「経営に携わっていないため伊予鉄道としては対応できない」としています。
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