西成の簡易宿泊施設の住民登録777人分抹消 大阪市2007年10月30日21時09分 大阪市西成区のあいりん地区に居住実態のない人が大量に住民登録していた問題で、大阪市は30日、調査の結果、同地区内で新たに777人の登録を抹消したと発表した。市は市内全域でも調査を進めており、3月下旬からこれまでに計約3290人の住民登録を抹消したことになる。 西成区役所が同一住所・同一建物で10人以上が住民登録している同地区内の簡易宿泊所など151施設を抽出。1部屋に数人が登録されているなど不自然な点があった117施設に職員が出向き、4591人分の居住実態を聞き取った。調査期間は8月2日から10月16日まで。 住民登録されていた人のうち、817人は実際に居住、66人は死亡、413人は調査日までに住所変更を届け出ていた。西成区役所は「年1回、この時期に調査し、改善に努めたい。いったん抹消された人も、市内居住が証明できれば登録を回復する」と話している。 PR情報この記事の関連情報社会
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