平成19年10月29日 大 阪 市 消 防 局 総 務 担 当 広 報 総務担当課長:西村 TEL:06-6532-8019 FAX:06-4390-2055
平成19年秋の火災予防運動実施
平成19年11月9日(金)から15日(木)までの7日間、平成19年秋季全国火災予防運動が一斉に実施されます。大阪市消防局ではこの期間中、各消防署において、「防災講演会」、「消防訓練」、「防火に関するイベント」などを開催します。
大阪市消防局では、平成19年秋の火災予防運動において「住宅防火対策」「事業所防火対策」「放火火災・連続放火火災防止対策の推進」「青少年層に対する防災研修の充実強化」を重点目標に掲げ、広く市民に火災予防思想の一層の普及並びに火災予防体制の充実を訴え、火災の発生を防止し、死傷事故や財産の損失防止を目指します。
平成19年上半期に大阪市内で発生した火災は797件で建物火災が525件、昨年上半期と比較して116件の増加、建物火災については51件増加しています。火災による死者の発生状況をみても、24人の尊い命が奪われ、そのうち23人が住宅関係火災によるものでした。本市の火災による死者を年齢別にみると高齢者の占める割合が多く、高齢化の進展とともに今後ますます増加していくことが懸念されます。 また、放火(疑いを含む)火災件数は304件発生し、火災全体の38%を占め依然として火災原因の第1位であり、今後も継続して「放火されない環境づくり」を事業所及び地域社会に訴え続けます。
平成19年秋の火災予防運動実施要領
1 目 的 この運動は、火災が発生しやすい気候となる時季を迎えるにあたり、火災予防思想の一層の普及並びに火災予防体制の充実を図るため、運動期間中の関連行事を効果的に実施することにより、火災の発生を防止し、死傷事故や財産の損失を防ぐことを目的とします。
2 期 間 平成19年11月9日(金)から11月15日(木)までの7日間
3 対象地域 大阪市全域
4 運動の重点 (1) 住宅防火対策 ア 住宅用火災警報器など住宅用の防災機器等の普及促進 イ 災害弱者(災害時要援護者)を中心とした防火啓発
(2) 事業所防火対策 ア 防火管理体制の充実 イ 避難施設等の維持管理の徹底 ウ 防火対象物定期点検報告制度の周知徹底
(3) 放火火災・連続放火火災防止対策の推進
(4) 青少年層に対する防災研修の充実強化
5 広報媒体 (1) 平成19年度大阪市防火標語 「「まあえ〜か!?」 心の油断が 火事のもと」
(2) 統一スローガン 「進めましょう!災害に強いまちづくり」 |