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都施設で過激マンガ販売 即売会の規制強化へ

10月30日8時0分配信 産経新聞


 東京都の公共施設で開かれたマンガ・アニメの同人誌即売会で、少女を性行為の対象とした過激なポルノコミックが公然と販売されていたことが分かり、都は29日、即売会の規制や監視強化に乗り出す方針を固めた。

 事前に作品内容の詳細なチェックを主催者側に義務付け、即売会当日の巡回を徹底してコミックを実際に閲覧するなどの対応を検討する。都の青少年健全育成条例に抵触する場合は、施設の貸し出し禁止や即売会の開催中止などの措置を取る構えだ。

 関係者によると、マンガやアニメの即売会は、商業誌とは異なり、自主規制に委ねられることが多い。そのため、主催者によっては少女を性行為の対象とした過激なポルノコミックが公然と販売されていた実態がある。

 都が規制や監視強化に乗り出すきっかけとなったのは、外郭団体「東京都中小企業振興公社」が運営する「都立産業貿易センター」で開催された同人誌即売会で、過激な性行為などを描いたコミックが販売されていたことから。

 同センターは「台東館」(台東区)と「浜松町館」(港区)の2館があり、年間で計100回程度の即売会が開催されている。このうち台東館では平成17年3月から今年5月にかけて、「マニアック総合同人誌即売会 アブノーマルカーニバル」などと題された即売会が計5回開かれていた。

 そのため都では、新たにコミックのサンプルを閲覧したり、即売会当日に販売される同人誌の内容を職員が確認することも視野に対応策を具体的に検討することにした。

 同人誌の即売会をめぐっては、警察庁の研究会が昨年12月、「子供を性行為等の対象とするコミックが公然と販売されている」と、規制強化の必要性を打ち出していた。

 都産業労働局では「成人向けの作品の販売自体を禁止するわけではないが、主催者側に法令順守の徹底を求めていく」としている。


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最終更新:10月30日8時37分

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