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教育

札医大導入「地域枠」定員10人 道対策協分科会了承 道、貸付金制示す(10/30 08:08)

 道医療対策協議会(会長・高橋はるみ知事)の地域医療を担う医師養成分科会は二十九日の会合で、来年度から札医大が導入する地域枠入学者の定員を十人とすることを了承した。また、道は分科会で、研修医などを対象にした貸付金制度を創設する案を提示した。

 地域枠は、希望者に対し、卒業後に医師のいない地域への勤務を五年、研修を四年義務づける代わりに、奨学金を支給する制度。札医大は当初、入学定員百人のうち五人を地域枠に充てるとしていたが、新たに国が定員を五人増やすことを認めたため、定員増加分と合わせて十人で始める。

 奨学金は、入学料と授業料、月額十二万円の生活費を貸し付けるもので、在学中六年間で一人当たり計約千二百万円となる。対象者は卒業後に医師確保が困難な地域の医療機関に派遣され、九年間の義務年限を勤務すれば返済は免除される。

 ただ、地域枠の新入学生が派遣可能になるまでには最低八年かかるため、道は緊急的な医師確保策として、既卒の研修医や大学院生を対象とする貸付金制度を創設する案を提示した。地域枠と同様、将来の地方勤務を条件に生活費を貸し付け、義務年限を終えれば返済は免除する仕組み。

 この日の分科会では、貸付期間や地方勤務の年限などについて意見が交わされた。道は分科会の議論を踏まえ、十一月末に具体的な素案をあらためて示す方針だ。

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