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フィリピン、自治体選挙絡みでこれまでに死者23人

  • 2007年10月29日 19:55 発信地:マニラ/フィリピン
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2007年10月29日、フィリピンの首都マニラ北部のパンパンガ(Pampanga)州でバランガイ(最小行政区)の首長・議会選挙の投票をするグロリア・アロヨ(Gloria Arroyo)大統領。(c)AFP/MALACANANG HANDOUT/REY BANIQUET

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【10月29日 AFP】29日に全国数万の村落首長および村議会の選挙を控えたフィリピンで、選挙戦に絡みこれまでに23人が殺害された。

 警察当局によると、選挙に関連して警察が警告を発した9月29日以降、これまでに選挙絡みで43件の事件が発生した。負傷者も20人出ているほか、1人が対立政党に誘拐されている。

 選挙を前に出された銃所持禁止令違反では300人以上が逮捕されている。

 29日の選挙の有権者数は約5000万人。

 ラジオ報道によると、マニラ周辺の選挙区では広い範囲で買収が行われている。また、多くの候補者たちが投票所近くにいてはならないという法を破り、投票所周辺で有権者らを脅している。

 マニラ警察のGeary Barias長官によると市内には警官5000人を配備して警戒しており、21か所の投票所は特に重点的に監視している。

 またマカティ(Makati)市内の金融地区では、対立候補の支持者グループ同士が、互いが嘘をついていると非難しあった末に乱闘となった。

 フィリピンの選挙では、候補者や支持者による暴力や殺傷沙汰が珍しくない。(c)AFP

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