自主回収されるのは、大塚製薬が子会社「大塚ベバレジ」に生産を委託している「ポカリスエット」で、ことし９月２１日に製造して愛知・静岡・岐阜・石川・三重・神奈川のあわせて６つの県に出荷した５００ミリリットル入りのペットボトルおよそ１２５万本を回収します。大塚製薬によりますと、今月１６日に消費者から「酸っぱい味がする」という問い合わせを受け、この商品を調べたところ、「カンジダ」という酵母が混入していたということです。原因について、大塚製薬では、ことし９月、静岡県袋井市の工場でペットボトルのキャップを閉める機械を手作業で洗浄したため、酵母が混入したのではないかとしています。大塚製薬では、健康に悪い影響を与えるものではないとしていますが、「消費者の皆様にご迷惑をおかけして申し訳ありません。今後いっそう品質管理の徹底に努めてまいりたい」と話しています。