YOMIURI ONLINE
現在位置は
です

本文です

スターフライヤー赤字幅縮小、今年度下期は黒字見込み

 スターフライヤー(北九州市)は24日、2007年9月中間決算(単体)を発表した。売上高にあたる営業収入は前年同期比19・2%増の72億2000万円、経常損失は7億7100万円(前年同期は10億7600万円の赤字)、税引き後損失も7億7600万円(同10億8000万円の赤字)と、それぞれ改善した。

 羽田〜北九州線での全日本空輸との共同運航などによる知名度アップが寄与し、旅客数は13%増の約39万人、平均搭乗率は15・6ポイント上昇の71%を確保した。

 一方、原油高に加え、2月に導入した4号機の定期便利用が9月の羽田―関空線の開設まで遅れたことなどが損益を圧迫した。

 今年度中に貨物事業も始める計画で、2008年3月期は営業収入160億円、経常損失6億円を見込む。スター社は「今年度下半期以降、安定的な黒字体質を築きたい」としている。


現在位置は
です