注意欠陥多動性障害の治療薬ペモリン撤去を要請、肝臓障害の副作用で=米消費者団体
飲んではいけない処方薬や一般薬、ダイエットサプリメントのウェブ版データベース「ワーストピル」を運営する米国の消費者団体、パブリック・シチズンは3月24日、気が散りやすく衝動的な行動を取りやすい「注意欠陥多動性障害」(ADHD)の治療薬として処方される中枢神経系興奮薬「ペモリン(pemoline)」(サイラート、Cylert)を市場から撤去するよう米食品医薬品局(FDA)に対し要請した。少なくとも21人が肝臓障害を患い、うち13人が肝臓移植を余儀なくされたり、死亡したため。
(2005年3月25日発信) ■関連ニュース
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