| 勘三郎「ひっかけちゃった」運命の舞台 |
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水天宮で舞台成功祈願をした中村勘三郎
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東京・銀座の歌舞伎座12月公演で「水天宮利生深川(すいてんぐうめぐみのふかがわ)筆屋幸兵衛」に主演する中村勘三郎(52)が28日、同作ゆかりの東京都中央区の水天宮に成功祈願に訪れた。台風一過の晴天の下、多くの参拝者に見守られながら社殿へ。かしわ手を2回打ち、神妙な表情で神殿に向かった。
明治の世となり、貧しく暮らす武士が、筆職人をしながら男手ひとつで子供を育て、一家心中寸前に水天宮の御利益で救われる世話物。「父(先代勘三郎)の当たり役中の当たり役を、ようやく演じられます。大団円で、お客さんが新年に向け気持ち良く帰っていただけるようにしたい」と抱負を語った。
「この芝居は私生活でも思い出深いんですよ」と勘三郎。1980年5月、歌舞伎座で先代が主演した際、中村福助(当時児太郎、47)が子役で出演。その時、送り迎えをしていた姉の好江さん(当時21)に一目ぼれ。「ひっかけちゃってさ。5月5日の5時55分に待ち合わせて初デート。この舞台がなかったら好江と結婚していなかったよ」と秘話を明かした。
勘三郎“運命の舞台”は、2日から26日まで。
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