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NHK大河ドラマ「風林火山」が舞台化されることが26日、分かった。来年4月に東京・有楽町の日生劇場で「風林火山~晴信燃ゆ~」(5~27日)として実現。主演は歌舞伎俳優・市川亀治郎(31)で、ドラマと同じ武田晴信(信玄)役とともに内野聖陽(39)が演じた山本勘介役も務め、“1人2役”に挑む。さらに、亀治郎の熱烈ラブコールで、俳優引退宣言をした千葉真一(68)が板垣信方役で出演する。
現在、放送中のNHK大河ドラマ「風林火山」がその熱気が冷めやらぬまま、来年4月に東京・有楽町の日生劇場で舞台化される。武田晴信(信玄)役で活躍中の歌舞伎俳優・市川亀治郎が主演。歌舞伎以外の舞台では初主演となる亀治郎が、晴信と山本勘介の2役の早変わりにも挑戦する。
「きっかけは千葉(真一)さんと一緒に舞台をやりたいと盛り上がって、僕のほうから提案した」と亀治郎。大河ドラマでは千葉は武田家に仕える武将・板垣信方を演じた。晴信を我が子のように思いやり、心を配る役。撮影中に亀治郎と意気投合した千葉は「若(亀治郎)に頼まれたらやりますよ」と快諾。その当時は俳優引退宣言をしたばかりで一線から退く決意を見せていた千葉だが、亀治郎の熱意にほだされ、22年ぶりとなる舞台出演を決意した。
ドラマ視聴者からの手紙も後押しした。「板垣と晴信の関係をもっと見たかった」それを知った亀治郎は「映像では描けなかったことをやりたい。2人の心の交流から生まれた結晶を描きたい」と意気込む。固いきずなで結ばれた板垣信方と武田晴信の関係が舞台でさらに濃密に描かれることになった。
伯父・市川猿之助のスーパー歌舞伎で活躍する一方で古典歌舞伎や自ら主宰する「亀治郎の会」での躍進が目立つ亀治郎は、歌舞伎以外の舞台初主演にも、気負いはない。「川中島の合戦に挑むまでを描きたい。最後は天馬に乗って“宙乗り”します。千葉さんには見えをきって欲しい。歌舞伎の手法も取り入れます。一観客として『こういうセリフを言って欲しい』というセリフをふんだんに入れています」花道あり、宙乗りあり、早変わりあり。役者として、共鳴しあう2人が、また新たな「風林火山」を作り上げる。
(2007年10月27日06時01分 スポーツ報知)