がんになっても、あわてない

←最初はこの本を知ってもらおうと始めたブログですが、最近は医療ニュース、医療崩壊ニュース、その他のできごとブログとなっております。皆さんに知っていただきたいことをこれからも書いていきます。
　一応本の紹介をしておきますと、簡単にいえば「がんに関する義務教育の教科書」を目指した本です。がんに直面すると、いきなり高等教育の正解を求められます。しかし義務教育がなければ高等教育の内容を考えられるはずがありません。義務教育を受けてないかもと思われたら、がんに直面する前に一度お読みください。中古はお安くなっているようですし、他の本と合わせれば送料無料になりますし。

　「天国へのビザ」という医療系ブログで「がんになっても、あわてない」の本を紹介していただいた。是非一度お読みください。（青字になっているところをクリック）

　妊婦の救急搬送で受け入れ先が見つからなかった事例を、消防庁と厚生労働省が調査した。その結果を時事通信が伝えている。記事中では「たらい回し」という言葉がたくさん使われているが、この表現は好きではない。

　日本で三角合併が解禁になって約半年。中国政府から資金注入を受けている米巨大ファンドが、日本に足場を作り始めるらしい。

　今日も日本経済新聞から一つ。公立病院の赤字が拡大しており、支援策が必要だという記事だ。赤字拡大は国の政策によるものであるのに、この御用新聞は何をいっているのだろう。

　本日付の日本経済新聞総合面に「開業医の年収、勤務医の1.8倍 ― 診療報酬下げ、政府が検討へ」という記事がある。さすが政府の太鼓持ち新聞。でも度が過ぎると誰にも信用されなくなるよ。

　埼玉県の県医療対策協議会は、埼玉県においては産婦人科と小児科医師の集約化は不可能という結論を出した。国が提唱する「公的病院への集約化」ではどうしようもないという見解だ。

　みずほフィナンシャルグループは、海外投資に関連して数百億円規模の損失を計上する見通しだ。これもサブプライムローンに端を発した米国証券市場の混乱が原因になっている。

　来週で終了となるらしい週刊朝日の鎌田實先生の連載「がんばらないけどあきらめない」。今週は「八ヶ岳、大好き」というタイトル。でも患者さんの話。

　このブログでは、なぜか半年ほど前から「サブプライムローン問題」を取り上げている。このたび米国の大手銀行と証券会社８社の第３四半期決算が出たが、全社がサブプライムローンによる損失を計上し、その合計額は２兆円を超えた。

　先月下旬に「心肺蘇生法に人工呼吸がいらなくなるかも」という記事を書いたが、またまた新しい方法が発表された。心臓マッサージで押す場所が変わるかもしれない。

　ロシアの作曲家、チャイコフスキーが作曲した「大序曲 1812年」という曲がある。この曲は打楽器として(?)「大砲」を打ち鳴らすことになっているという、想像を絶する曲だ。

　2004年から始まった「新臨床研修制度」。来年度のマッチング結果が発表された。大都市圏の人気のある病院は定員が埋まり、地方大学病院などはかなり空席が目立つ。

　病院医局の机の上に「医師を増やして」という小冊子が置いてあった。中を見てみると、医療の現状がまずいことになっており、しかもそれに何の歯止めもかからずに進行中だということが示された本だった。

　以前から噂はあった「薬剤師が医師の処方と違う薬を出しても許される制度」。本当にやるわけはないとたかをくくっていたが、やるらしい。でもうまくいかないのではないかと思う。