豪州最後の絞首刑囚、死体が40年ぶりに火葬へ

2007年 10月 29日 16:51 JST
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 [シドニー 29日 ロイター] オーストラリアで40年前に殺人罪によって絞首刑に処された男の死体が、現在埋葬されている無名墓から掘り起こされ、家族によって火葬されることになった。

 オーストラリア最後の死刑囚ロナルド・ライアンの埋葬場所は、絞首刑が執行されたメルボルン近郊の刑務所が閉鎖されて宅地開発されたのをきっかけに、2007年2月になって場所が特定された。

 同刑務所の牧師だったピーター・ノーデン氏は「誰かの首にロープを巻いて殺していたころに比べ、われわれ社会が大きく成長した証しになる。現在はより人道的で文明化した社会だ」と述べた。

 オーストラリアでは、1967年の同絞首刑を最後に死刑が禁止されている。