揺らぎ。blog

多分もうここを見ている方はそう多くはないと思うので、それならいっそ自分の抱える重くて暗い話でもしてやろうかと思った次第でございます。
mixiの方でも語っていません。

そんな重い話をわざわざヲタ臭いサイトから繋げるなって話ではありますが、まあそこはそれ。
実際そのとおりなんだけど、私としては誰かに話を聞いて欲しかったり、こういう事も全部ひっくるめたうえでヲタ街道を進んでいるアホな奴も稀には居るんだという事も伝えてみたかったりそうでなかったり
まあぶっちゃけ自分ひとりで抱える重圧に耐えられないだけなんですけど！

簡単に言っているみたいだけれど、私はこの話をするのは本当に嫌なんです。
本当に重いし暗いので、閲覧には充分ご注意くださいますようお願いいたします。

子供が産めません。
たまにポロリと漏らす事もあるんですけど、公の場で言うのは始めてかも。
幼稚園のときに大きな手術を３回位しました。脱腸だって聞いたんだけど、最近知った話ではどうもそれだけではなかった模様。足の付け根とかそこら辺にあるなんとか筋とかいう筋肉が、先天的に未発達だったみたいです。どうもその時の手術が元で子宮が弱まったというか、癒着してしまったと言うか。

笑っちゃう話ですが、私は今日までその事を知らなかったんです。
ずーっと脱腸だと思ってて。医学には本当詳しくないから、その筋の方だったらすぐ分かってしまうんだろうけど。

何故今になってその話を聞かされたかと言うと、母が先日癌で手術をしたからです。
重い病気にかかった母の心残りの大半は、私の体の事でした。
私は母を責める気など毛頭ありませんし、その事について思い悩んだ事はありません。まいっかー程度です。問題は母ではなく私自身の体がこんなだから、全部私の責任だし、それなら私一人が背負うだけでいいと思っていました。
なので私は今まで自分の体を余り大事には思っていませんでした。自嘲気味に笑うだけです。お前は女としては欠陥品だと。
（一度だけ凄くコンプレックスを抱いた事はあったけれど、その思いを寄せる相手はもう居ないので。多分ここも見てないだろうし）

でも今日、見舞いに行ったら逆に泣き付かれました。
丈夫な体に産んであげれなかったことを悔やんで、そしてその問題を今までずっと先延ばしにしていた事を悔やんでいると言われました。
考えてみれば、母は娘二人（私と、妹）どちらもきちんとした体のまま成人させることは出来ませんでした。私は先述したとおりの体ですし、妹も幼少時に不注意で背中から足にかけて大火傷を負っています。
どちらも本当に仕方のないこと。私はそれを（自暴自棄になっているけれど）受け入れていたし、妹も同じだと思うけれど、やはり母には私たちに負い目があるようでとても大らかに、そして甘く私たちを育てました。
それがいけなかったと。殴ってでも早々に医者に連れて行くべきだったと。

自分が重い病気になった今だからこそ、母は私に婦人科への通院を促します。
私としては本当に今更ですし行きたくありません。
私は今までもこれからも、ずっと一人で生きて行くんだと思っていました。こんな私が結婚とか絶対に出来る訳ないし、ましてや相手に一生私の病気に付き合ってもらうことになるなんて、怖くて出来ません。私もパートナーに対して、好きとか嫌いとかそういう話以前に申し訳ない気持ちしか持てなくなるだろうし。

母を安心させるためにも行ったほうがいいのかな、とも思います。
でも怖いんです。築き上げてきたものが全部壊れてしまいそうな恐怖を覚えているんです。

だから少し考えます。
ほんの少しだけ勇気を持てたら、病院へ行ってきたことを報告したいと思います。



読み返したら文が変かも。でも気にしない！