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株式投資ニュースを毎日配信! (日本インタビュ新聞社提供)

2007年10月29日

下方修正を嫌気し荏原ユージライトが一時ストップ安

 荏原ユージライト <4975>(東1)が、330円安の2315円と急落し9月25日につけた年初来安値2380円を更新、一時400円安の2245円ストップ安まで売られ東証1部値下がり率ランキング上位に入っている。前週26日に9月中間期・通期業績予想の下方修正を発表、これを嫌気した売りが膨らんだ。通期の売上高が前回予想を13億円下回る100億円、経常利益が同8億円下回る4億1000万円、純利益が同6億7200万円下回る2億円に大幅減額修正した。韓国現地法人の決算期が1月〜12月であるため、同社の平成20年1月〜3月の業績が今期に連結されない。また薬品関連資材事業につきましては、台湾におけるプリント配線板業界の商況が今期前半、低調で、当該地域におけるプリント配線板用銅めっき薬品の売上高が予定を下回る見込みとしている。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:48 | 株式投資ニュース

SEO対策コンサルティング事業の需要拡大、新たなマーケティング手法として関連銘柄に注目

特集新たなマーケティング手法

 SEO対策とは「ヤフー(yahoo!)」や「グーグル(google)」などのサーチエンジンによる検索結果をページの上位に表示されるように工夫して、ホームページ(WEBサイト)のアクセスを増やす事で、「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」とも呼ばれています。
 社名や自社製品が上位表示されないことは「世の中に存在しないのと同じ」とまで言われており、アクセスアップを図る事で売り上げを増やしたり、ビジネスチャンスを獲得する機会を得る事が出来ます。自社製品や商品・サービスに興味を持つ見込み客を、いかにWEBサイトへ誘導するかと言ったマーケティング手法(需要の増加と新たな市場開発)の一つと言えるでしょう。

WEBサイトにおけるキーワードの重要性

検索エンジン(株式投資情報ブログ) たとえば、消費者がインターネットで欲しい商品を検索する場合、お店の名前や商品名・特長などで探すでしょう。ですから消費者が頭の中で連想するキーワードや関連するキーワードが最も重要になってきます。そうしたキーワードをWEBサイトに組み込むことによって、ヤフーやグーグルは、そのキーワードにとって重要なページであると認識するので上位表示につながっていくのです。
 また、当サイト(株式投資情報ブログ・証券オンライン)のように、アクセス数も多く膨大なキーワードを有しているサイトからリンクされたり、紹介される事も上位表示に貢献しています。ですから企業のPRやIR活動などの広報活動がニュースとして取り上げられるという事は、大きな影響を与える事になります。
 たとえば今話題になっている「スティールパートナーズジャパン保有銘柄」をヤフーで検索してみますと上位1番に弊社の取り上げた記事が登場しています。同じく「ノーザントラスト保有銘柄」とグーグルで検索すると上位1〜4番までが弊社の記事が登場しています。また、「株の情報をリアルタイムで報道している新聞社」を調べたい場合は複数のキーワードで検索します。「株 情報 リアルタイム 報道 新聞社」とグーグルで検索しますと弊社(日本インタビュ新聞社)の記事が一番トップに表示されています。(2007.10.26現在)

「SEO対策」のコンサルティング事業の需要拡大
2008年には100億円を突破


 実際には、サーチエンジン独自の様々なアルゴリズム(処理手順)によって判断されており、頻繁に順位の変更が行われています。
 企業では検索順位を上げるために(SEO)、様々な試みを行なって他社と競いあっていますが、こうした「SEO対策」をコンサルティングするビジネスの需要が旺盛となっています。2006年のSEO対策の市場規模は、前年比24%増の79億7000万円で、今後は、2008年に100億円を突破し、2010年には121億円規模へ成長すると試算されています(アウンコンサルティング調べ)。
 SEO対策関連銘柄では、アウンコンサルティング<2459>(東証マ)アイレップ<2132>(HC)フルスピード<2159>(東証マ)ゴメス・コンサルティング<3813>(HC)フラクタリスト<3821>(名証セ)などがあげられます。

(代表的な検索エンジン)
・Yahoo! JAPAN http://www.yahoo.co.jp/
・Google http://www.google.co.jp/
・goo http://www.goo.ne.jp/
・Excite http://www.excite.co.jp/
・Infoseek Japan http://www.infoseek.co.jp/
・Fresheye http://www.fresheye.com/
・百度 http://www.baidu.jp/
・MSN http://jp.msn.com/
・ライブドア http://www.livedoor.com/
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:02 | 特集

前引けの日経平均株価は195円高の1万6700円と続伸

 前引けの日経平均株価は195円16銭高の1万6700円79銭と続伸。TOPIXは31.74ポイントの上昇、日経ジャスダック平均株価は13.81円高と続伸している。
 値上がり業種は銀行、証券商品先物、輸送用機器、卸売、情報・通信など31業種。
 値下がり業種はパルプ・紙、空運の2業種。
 東証1部市場値上がり1248銘柄、値下がり371銘柄、変わらず95銘柄。

 225採用銘柄の値上がり率上位は、日産自動車<7201>(東1)三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)SUMCO<3436>(東1)
 225採用銘柄の値下がり率上位は、アドバンテスト<6857>(東1)松下電工<6991>(東1)東京ドーム<9681>(東1)
 全体の値上がり率上位は、マミヤ・オーピー<7991>(東2)フライトシステムコンサルティング<3753>(東マ)PLANT<7646>(JQ)

 東証1部新高値銘柄はユニ・チャーム ペットケア<2059>(東1)、ドワンゴ<3715>(東1)、日本合成化学工業<4201>(東1)、資生堂<4911>(東1)、サンデン<6444>(東1)、日新電機<6641>(東1)、クラリオン<6796>(東1)、日産車体<7222>(東1)、廣済堂<7868>(東1)、三井物産<8031>(東1)など11銘柄。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:40 | 株式投資ニュース

ティムコの霜田俊憲社長に近況と今後の展望を聞く

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ティムコ<7501>(JQ)の霜田 俊憲社長に聞く

tiemcologo.JPG――社名のティムコにはどのような思いが込められていますか。また、ロゴには波形があしらわれていますね。

霜田社長
 TIEMCOは、"Tokyo Export&Manufachuring Company"の略称で、東京をスタートポイントとして、貿易・製造を問わずさまざまな手段によって、未来に向けたビジネスを実現できる企業でありたいとの思いを込めています。ティムコは自然を思い、自然とのフェアな関わり方を大切にします。この心をご理解いただくために、ロッド(釣竿)の原点ともいえる六角竿のフォルムの中へ山並みと流れのイメージを盛り込んでいます。とくに・・・・
 −−−>続きを読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:16 | IRインタビュー

11月1日より「J-Stock Index」の構成銘柄、プロパストが5日続伸

 プロパスト<3236>(JQ)が、4000円高の21万4000円と5日続伸となっている。同社株が10月17日にJASDAQ市場における「J-Stock」銘柄に選定され、11月1日より「J-Stock Index」の構成銘柄となることが買い手掛かり。今5月期売上高が前年比42.3%増、経常利益が同75.7%増、当期利益が同73.9%増と2ケタの増収・増益が見込まれることも好感している。株価は、7月17日につけた年初来高値26万7000円を視野に入れる動きも予想されよう。

 そのほか、ユナイテッド・テクノロジー・ホールディングス<2146>(JQ)扶桑化学工業<4368>(JQ)藤商事<6257>(JQ)プロデュース <6263>(JQ)第一精工<6640>(JQ)アートネイチャー <7823>(JQ)が11月1日からJ-Stock Index構成銘柄となる。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:59 | 株式投資ニュース

イー・ギャランティは続伸。短期資金の思惑買いか、優良銘柄の見直し買いか

 イー・ギャランティ<8771>(JQ)は続伸。3万2000円高の30万7000円まで買われている。ジャスダック市場値上がり率上位にランクインしている。
 8月につけた上場来安値10万1000円を底に、反発。売り一巡後の見直し買いが入っているもようだ。一方で、思惑的な短期資金が流入しているとの報道も出ている。
 確かに、現在の株価でPERは38倍台、PBRは4倍台と高めの数字。チャート的には、現在の30万円ラインは、5〜6月につけた高値フシに戻ったところだ。
 ただ、業績は堅調。今期2008年3月期業績予想は、純利益が微減のほかは増収増益。業界観測では、会社側予想よりも一部、上ブレした予想値も出ている。また、2009年3月期はさらに増収増益と見られている。
 大口株主には、投資事業組合やファンドなどが入っている一方で、伊藤忠商事、帝国データバンク、NTTデータ、損保ジャパンなど、そうそうたる企業名が並ぶ。事業面では、各地銀との提携も進んでおり、信用力は高いということか。
 30万円フシを上抜ければ、次のフシは5月につけた35万円ラインとなる。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:56 | 株式投資ニュース

サイバーステップは小幅続伸。人気のゲーム銘柄ながら、手堅い。海外展開が特徴

 サイバーステップ<3810>(東マ)は小幅続伸。1万5000円高の16万7000円まで買われている。東証マザーズ市場値上がり率上位にランクインする場面も出た。
 引き続き、オンラインゲームの自社運営サービスを、今冬からアメリカで開始すると発表したことが、買い材料となっているもようだ。同社はまた、中国・韓国などでも自社開発ゲームのライセンス事業で実績がある。
 同社は国産オンラインゲーム開発の大手事業者。国内だけでなく、海外でのライセンス販売収入が収益の柱となっている。
 業績は堅調に右肩上がり。今期2008年5月通期業績予想は前年実績比増収増益。次期2009年5月期も、業界観測ではさらに増収増益と見られている。大口株主構成を見ると、佐藤類社長ら経営陣の名が連なっているが、野村証券なども入っている。有利子負債ゼロ、利益剰余金アリの好財務。
 チャートを見ると、9月21日につけた上場来安値8万7500円を底に、反発。しかしここ2習慣ほどは15万円前後でモミ合っている。ここを上放れれば、次のフシは20万円ライン。4月急落前の水準20万円台奪回がまずは目標となろう。現在の株価でPERは約14.2倍と割安。PBRは約2.6倍と、市場期待値は高め。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:31 | 株式投資ニュース

主要顧客の生産減と円高から下方修正、太平洋工業が反落

 太平洋工業<7250>(東1)が、26円安の568円と反落している。前週26日に9月中間期・通期業績予想の下方修正を発表、これを嫌気した売り先行となっている。通期の売上高が前回予想を6億円下回る887億円、経常利益が同3億円下回る37億円、純利益が同5000万円下回る23億5000万円に修正した。主要顧客の生産減と円高による為替差損の影響等としている。7月31日に上方修正していたが、今回は下方修正となっており、株価は9月18日につけた年初来安値546円が意識されよう。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:29 | 株式投資ニュース

WTIが過去最高値更新、国際石油開発帝石が4日続伸し高値肉薄

 国際石油開発帝石ホールディングス<1605>(東1)が、3万円高の130万円と4日続伸し16日につけた上場来高値133万円に肉薄する動きになっている。前週26日のニューヨーク原油先物相場が上昇、WTIで期近の12月物が92ドル台を付け、連日の過去最高値更新が買い手掛かり。また、同社の2007年9月中間期の連結純利益は、従来の減益予想から一転して増益の従来予想を約70億円上回る前年同期比8%増の700億円程度になったようだとの27日の日本経済新聞朝刊の観測報道も好感している。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:14 | 株式投資ニュース

日産自動車はギャップアップ。東京モーターショーで動意づき? 今朝は自動車株が高い

 日産自動車<7201>(東1)はギャップアップ。106円高の1230円で始まり、寄り後は1246円まで買われている。東証1部値上がり率上位にランクインする場面も出ている。
 先週末26日大引け後に発表した、9月中間連結決算は、前年同期比で売上高と営業利益が増収増益、経常・純利益は減益となった。2008年3月通期連結業績予想は、売上高が微減収、営業・経常・純利益は増益としている。
 また、同日、自社株買いを発表した。期間は11月1日〜12月28日。上限2000万株(発行済み株式総数の0.44%)、取得価額の上限は270億円。単純に割ると1株1350円の計算となる。
 加えて、今朝は輸送用機器セクターが高い。東証1部業種別株価指数でも値上がり率上位にランクインしている。27日から『東京モーターショー』が開催されていることや、今朝の日経新聞で「電気自動車、再び開発加速」と報じれらたことなどでも、動意づいているもようだ。
 日産自動車のチャートを見ると、次のフシは1300円ラインとなっている。現在の株価でPERは約10.6倍と、割安水準でもある。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:00 | 株式投資ニュース

在庫増・LMEニッケル価格の先安感で下方修正、大平洋金属が急落

 大平洋金属<5541>(東1)が、164円安の1585円と急落している。前週26日に9月中間期・通期業績予想の下方修正を発表、これを嫌気した売り先行となっている。通期の売上高が前回予想を233億800万円下回る1108億5000万円、経常利益が同123億7400万円下回る535億5200万円、純利益が同70億8100万円下回る319億700万円に修正した。同社のグループの主力製品であるフェロニッケルの主需要先であるステンレス鋼業界が本年度順調にスタートしたものの、夏場以降ステンレス鋼在庫の増加やLMEニッケル価格の先安感により減産体制に入ったことから、同社のフェロニッケル販売数量が下期も低迷することが見込まれるためとしている。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:53 | 株式投資ニュース

日本電産は反落。中期では上昇トレンドも、目先、天井か

 日本電産<6594>(東1)は反落。先週末終値と同額の8750円で始まったが、寄り後は180円安の8570円まで売られている。
 先週末26日大引け後に発表した、9月中間連結決算は、売上高と営業利益が前年同期比増収増益、税引前・純利益は微減収となった。
 2008年3月期連結業績予想は、前年実績比増収増益の前回予想を据え置いている。
 チャートを見ると、7月につけた年初来安値6730円を底に、反発→続伸で来た。現在の株価でPERは27倍台と、高めの水準となっている。オシレーター的にも過熱水準。現在の9000円ラインは、この1年ほどの上値フシでもある。信用残は売り長。
 中期ではともかく、目先、しばらく調整が続きそうだ。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:43 | 株式投資ニュース

アドバンテストは中間減収減益、通期も下方修正で続落。中期では底値の買い時と見る

 アドバンテスト<6857>(東1)は続落。寄り後は200円安の3260円まで売られ、9月26日につけた年初来安値3400円を更新した。
 前週26日大引け後に発表した、9月中間連結決算は、前年同期比減収減益。とくに利益で、営業・税引前・純利益ともに2ケタ減益となった。2008年3月通期連結業績予想も、前年実績比減収減益としている。
 DRAM半導体などが供給過剰や競争激化で販売価格が下落し、設備投資が控えられた。DRAMからフラッシュメモリ半導体向け設備投資へのシフトが一部、あったものの、DRAM向け市場の落ち込みをカバーするには至らなかった。そうしたなかで、新製品開発投資を継続する一方、品質と生産性の向上・コスト低減に努めたが、減収減益となった。
 通期も、半導体メーカーの設備投資は依然として慎重と見ており、新製品の投入、コスト削減・生産性改善で収益性の向上に努めるとしている。業績予想を下方修正した。
 チャートを見ると、中期で続落。なので、オシレーター的には「買い時」となっている。現在の株価でPERは14倍台と、ひところの人気から、すっかりアク抜けしている。減収減益とはいえ、損失計上というわけではなく、また、自社株買いも発表した。中期では底値の買い時と見る。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:31 | 株式投資ニュース

株マニ注目の日本合成化学工業が5日続伸し年初来高値を更新

 株マニ注目の日本合成化学工業<4201>(東1)が、29円高の739円と5日続伸し11日につけた年初来高値736円を更新している。前週26日に9月中間期・通期業績予想の上方修正を発表、これを好感した買いが入っている。通期の売上高が前回予想を61億円上回る1050億円、経常利益が同6億円上回る62億円、純利益が同8億円上回る34億円に修正した。PVOH樹脂「ゴセーノール」およびOPLフィルムなどの機能フィルム、EVOH樹脂「ソアノール等の合成樹脂製品の販売数量の増加などにより堅調に推移することに加え、円安効果が寄与するとしている。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:29 | 株式投資ニュース

日立建機は続伸。中間好決算、通期上方修正、増配と、買い材料が揃う

 日立建機<6305>(東1)は続伸。150円高の4780円で始まっている。
 先週末26日大引け後に、9月中間決算と、2008年3月通期業績予想の修正、増配を発表した。
 9月中間連結決算は、売上高が前年同期比18.2%増の4259億2600万円、経常利益が同54.9%増の466億6100万円、純利益が同70.3%増の233億3500万円と、大幅な増収増益となった。
 2008年3月期業績予想は、連結の売上高を100億円、下方修正したほかは、連結・単独とも、売上高、営業・経常・純利益とも上方修正とした。修正後の通期連結業績予想は、売上高が前年実績比19.0%増の9000億円、経常利益が同30.0%増の910億円、純利益が同42.5%増の520億円。
 増配は、中間・期末それぞれ前回予想18円を、20円とし、年間40円とする。
 チャートを見ると、中期で続伸トレンドのなかで、押し目からの反発局面。次のフシは5000円ライン。7月につけた上場来高値5080円を上抜くか。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:15 | 株式投資ニュース

自動車や造船向けに高級鋼が伸び新日本製鐵が続伸、日経の観測報道を好感

 新日本製鐵<5401>(東1)が、13円高の782円と続伸している。自動車や造船向けに高級鋼が伸び、2007年9月中間期の連結経常利益は従来予想を約100億円上回り、前年同期比8%増の2900億円弱になったもようだとの28日の日本経済新聞朝刊の報道を好感している。世界的に鉄鋼需給は逼迫(ひっぱく)しており、高級鋼を中心に原材料価格の上昇分を、製品価格へ転嫁しやすい環境になっているとしている。30日に9月中間決算が予定されており、それを見極めようとの動きも出てこよう。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:13 | 株式投資ニュース

ザラ場業績上方修正銘柄は「一粒で二度おいしい」

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー 9月中間期決算の発表がたけなわである。業績の上方修正銘柄は急騰し、下方修正銘柄はそれ以上に急落している。この上方修正銘柄を事前にキャッチできれば百戦百勝は間違いない。しかし、インサイダー情報の入手は証取法のトガメを受けるし、並みの業績分析力では事前察知は至難の技である。
 そこで簡便法として注目したいのが、取引時間中(ザラ場)に上方修正する銘柄である。「一粒で二度おいしい」二段ロケット型の急騰が期待できるからである。業績修正を受け当日はもちろん急騰する。そして翌日も、この修正を日本経済新聞が、大きな見出し付きで報道し、初めて業績修正を知った投資家が改めて買いを入れさらに急騰するのである。
 代表例は、10月25日の13時に業績増額を発表した資生堂<4911>だ。発表を受けて当日は前場引け値から65円高まで買われたが、翌26日は日経紙のフォローもあり、さらに185円高と急騰した。修正発表から買い出動しても、十分に値幅取りができた計算になり、「第2の資生堂」を狙うのである。これにもし証券会社の投資判断や目標株価のアップでも加われば、三段ロケットも夢ではない。もちろんすべてのザラ場修正銘柄が、日経紙の記事になるわけではない。その場合は見切りをつけて、寄り付きで早々に手仕舞うのが無難となる。

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:10 | 特集