三菱自動車水島製作所では、より開かれた企業として地域に貢献しようと、毎年構内を一般開放し、感謝祭を開いています。構内には焼きそばやフランクフルトなど、社員がそれぞれの課ごとに屋台を並べ、訪れた多くの家族連れらが買い求め、多彩なイベントなどを楽しんでいました。なかでも人気を集めたのは、ローカルヒーロー「品質戦隊ミツビシレンジャー」のショーです。ミツビシレンジャーは、三菱自動車水島製作所で生産する自動車の品質をPRしようと去年結成されたローカルヒーローです。乗用車第一組立課の社員16人が企画し、衣装や脚本なども社員のオリジナルです。メインステージに集まった子どもたちはヒーローの登場に大喜び。ステージで繰り広げられるショーに目を輝かせ、歓声を上げていました。
記念式典には、学校関係者やOB、生徒などおよそ900人が参加し、節目の年を祝いました。倉敷市立北中学校は、昭和33年4月に中庄中学校と菅生中学校が統合して北中学校として開校し、これまでに13,363人の卒業生を輩出しています。妹尾一道校長は、「これからの未来のために、現在を力強く歩んでいきましょう」と挨拶しました。また、生徒を代表して岩崎涼くんが「北中学校の敬愛・協和の伝統は今でも大切に守り続けられています。先輩方の思いを受け止め、後輩たちに胸を張って引き継いでいきたい」と挨拶しました。式典の後には北中学校の37期卒業生で、2003年に三大国際ピアノコンクールのひとつ、「エリザベート王妃国際コンクール」で日本人最高位の5位に入賞したピアニスト・松本和将さんの記念演奏会も行われました。
三井生協は現在、24,500人の組合員がおり、玉野市内に5店舗と3つの売店を営業しています。食品の販売のみならず、福祉介護や子育て支援、観光事業なども行っており、これらの活動を多くの人に知ってもらおうと今回初めてこのイベントを実施しました。会場には食品のほか、車椅子やベッドなどの福祉用具が並べられ、訪れた人が品定めしていました。三井生協では普段、本部店の2階に福祉介護コーナーや観光コーナーを設けています。また、デイサービス事業や保険事業、宅配サービスなども行っているほか、店舗に電子マネーを取り入れるなど、顧客の利便性向上に努めています。組合員が組織する子育て支援グループや手芸グループなどの活動もバックアップしており、三井生協では「生協のことをもっと知ってもらい、より多くの人に利用してもらえれば」と話していました。