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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成19年(2007年) 10月29日(月曜日)
通巻 第1978号 (10月28日発行)
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なぁんだ、元の木阿弥じゃありませんか
上海書記に「太子党」で「江沢民派」の愈正声が抜擢される
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中国共産党は、政治局常務委員に昇格した習近平の後任の上海市党委書記に、兪正声・湖北省党委書記を充てると発表した。
上海特別市においては昨年9月に陳良宇・書記が汚職事件で解任、市長の韓正が臨時書記となって半年後に、となりの浙江省書記だった習近平が就任した。
韓正はエコノミスト系で有能なので、そのまま書記へ昇格との風聞がしきりだった。ところがやってきたのは習近平という、まことに評判の悪い男だった。日本企業いじめでも悪名が高く、しかし太子党の毛並みの良さで、守旧派、とくに老人たち労害幇からの評判が良かった。
上海書記に新任の兪正声も典型的な太子党の一員で、父親は初代天津市長を務めた兪啓威。かれは紹興産まれで、この点では周恩来、魯迅とおなじ紹興酒人脈。愈は、02年から政治局員。このほどの党大会では、直前まで常務委員への昇格が高い可能性で噂されていた。
愈正声はハルビン軍事工程学院卒業後、電子工業省や山東省の工場勤務の経験があり、煙台市、および青島市党委書記、中央政府の建設相を勤め上げ、2001年から湖北省党委書記に昇格していた。
湖北省といえば、省都は武漢。北は河南省、東は安徽省、南東部と南部は江西省と湖南省、西に重慶市、北西部は陝西省と隣接しており、加えて長江、漢江の二大水系にまたがり、東西の長さは約740キロ、南北の幅は470キロもある。水利にはめぐまれ、経済発展が著しい。
同省の西には、「中国の屋根」と呼ばれる神農架(観光地として名高い)。
ともかく愈も、江沢民にきわめて近い存在といわれる。
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(読者の声1) 大阪の読者です。何時も海外・国内の最新情報を有り難うございます。
それにしても,東京は羨ましいです。どうして関西はこうも少ないのでしょうか?
(見落としが多いのかとも思ってしまいます)。
ほんの偶に近くでの講演会の情報があり,参加登録をしたものの度重なる休日出勤で欠席となりました。宮崎さんのメルマガの行事案内を横目で見ながら仕事に精出す毎日です.
(WB生、大阪)
(宮崎正弘のコメント) 関西は憂国陣営の団体も多いようですが、催し物は少ないですね。むしろ京都、奈良が活発のようで。。
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早稲田大学のヤング・コンサーバティブが「正論」の展示をします。
読者の皆さん! 応援がてら、見に行きましょう!
「若きキャンパスの獅子たち」を激励に行きましょう!
早稲田祭展示企画
「激動の昭和を振り返る〜」
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満州事変、支那事変、そして大東亜戦争・・・昭和の日本は民族の誇りをかけて幾多の困難を乗り越えてきました。
そんな昭和を満州事変から2・26事件、大東亜戦争そして東京裁判までの激動の時代に焦点をあて、パネル展示で振り返ります。
早稲田大学唯一の保守系学術サークルによる、特別展示企画です。
●展示内容
・満州事変
・昭和維新
・昭和の外交政策
・治安維持法と共産党
・支那事変
・大東亜戦争
・東京裁判
・B.C級戦犯裁判
・南京大虐殺はウソだ
・沖縄集団自決軍命令の嘘
・従軍慰安婦「強制連行」はなかった
・靖国神社の真実ほか
日時:11月3・4日(祝・日) 両日とも10時〜17時
場所:早稲田大学西早稲田キャンパス1号館405号室
(早稲田大学正門を入って、すぐ右の校舎。大隈講堂の向かいです。)
主催:早稲田保守研究会
交通アクセス:早稲田大学 西早稲田キャンパスまで。地下鉄東西線早稲田駅下車徒歩5分。
・都バス 高田馬場駅より都バス早大正門行乗車、終点早大正門バス停下車、徒歩0分。
・都電 「都電早稲田駅」より徒歩5分
早稲田祭公式ウェブサイト
http://www.wasedasai.net/お問い合わせはgut0345@yahoo.co.jp(漆原)までお願いします。
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「憂国忌」の招待チケットの申込みはまもなく締め切ります!
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憂国忌参加御希望の方(当日、どなたでも自由に入場できます)で、先着50組の方に、招待券を差し上げております。
申込は簡単です。
〒番号、ご住所、お名前を書かれて
下記へ
yukokuki@hotmail.com
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「憂国忌」
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天才作家・三島由紀夫氏が憂国の諫死を遂げる直前、開催された「三島由紀夫展」は「小説の河」「演劇の河」「肉体の河」「行動の河」と四つに展示が分けられた。
そこで憂国忌も一昨年(35周年)は肉体をテーマに細江英公氏の「薔薇刑」を、昨年(36周年)の憂国忌では「演劇」をテーマに女優の村松英子さんに「薔薇と海賊」の予告上演をしていただいた。
ことしは「行動の河」に焦点をあてて次の要領で開催します。
記
と き 11月25日 午後二時(一時開場)
ところ 豊島公会堂 (池袋東口、三越うら)
http://www.toshima-mirai.jp/center/a_koukai/ ことしのテーマは、『行動の河』です!
会場分担金 おひとり千円)
第一部 シンポジウム「あれは楯の会事件ではなかったのか」
(1400−1530)
パネリスト 堤 堯(元文藝春秋編集長)
中村彰彦 (直木賞作家)
司会 花田紀凱(WILL編集長)
(休憩)
檄文朗読(1540−1550)
第二部 記念講演 「武士道の悲しみ 最後の特攻としての三島由紀夫」
評論家 井尻千男(拓殖大学日本文化研究所所長)
(1550−1710頃まで)。
代表発起人 井尻千男、入江隆則、桶谷秀昭、嘉悦康人、小室直樹、佐伯彰一、篠沢秀夫、竹本忠雄、中村彰彦、細江英公、松本徹、村松英子。
(当日、会場では入手しにくい奇観本などの頒布会も行われます)。
もっと詳しくは発売中の『WILL』12月号、『正論』12月号(11月1日発売)をご覧ください。
また三島研究会の下記サイトにも詳しい案内があります。
三島由紀夫研究会 HP URL
http://mishima.xii.jp/ ◎ ◎ ◎
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『中国は猛毒を撒きちらして自滅する』(徳間書店、1680円)
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http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/%8B%7B%8D%E8%90%B3%8DO/list.html ♪♪♪
『中国から日本企業は撤退せよ!』(阪急コミュニケーションズ刊)
『出身地でわかる中国人』(PHP新書)
『三島由紀夫の現場』(並木書房)
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http://www.melma.com/backnumber_45206/〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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