ぎゃ～ 失神しそうになりました。

Season3に入る前から“残虐なシーン”が増えるという事でしたが、

まさかこんな事になるとは…



【警告】

完全にネタバレです!!!　続きを読む…　以降
自己責任で、気になる人だけクリックして下さい。

あと心臓の弱い方もご遠慮下さい。

◇サラ役の女優さんが妊娠中のため、出演は後半かと思っていました。
しかし、もう登場しないことが確定的となりました。

ストーリーとしては第3話において、サラはLJ(リンクの息子) と一緒に組織に人質と
して捕らえられていたのですが、電話での会話からマイケルが敵のアジトを突き止め
リンクが突入。しかしあと一歩のところで阻止され、逃げられてしまいます。

その後、リンクの元に組織の女性から1本の電話が入ります。
「もうこんなことは、二度としないで頂戴。警告のためにガレージのゴミ箱の近くに
ある物を置いておいたわ」　リンクは、冷や汗ダラダラでその場所へ…






















すると白い四角い箱が置いてあり、何だか下の方に血らしきものが。
恐る恐るリンクは蓋をあけ、一瞬表情がこわばります。ここで第3話は時間切れ。
























話は、第4話の冒頭へ。

タクシー車内で苦悩の表情のリンク。マイケルとの面会にやって来たのだ。
彼はなにかを隠しているようで「こうなったのは全部オレのせいだ」とうつむくが、
マイケルは兄を元気付けるように、「いい考えが浮かんだ」とメモを渡した。

しかしリンクの表情は絶望に満ちており、マイケルは「アニキが悪いんじゃないよ。
元気をだすんだ！」と慰めた。
リンクは言葉なくヨタヨタと去り、一人になってから地べたにヘタリ込んでしまう。



















場面は回想シーンとなり、箱の蓋をあけるリンク。
脅かしのために動物の遺体であって欲しいと、個人的には思ったのだが残念な結果に。





































“リンクが見つけたのはサラのナマ首なのだった！”







◇こんな結果となり、いったいこれからどうなってしまうのでしょうか？
マイケルは、まだリンクから事実を聞いておらず、脱獄にむけ作戦を必死になって
考え、着実に準備を進めています。　かわいそうなマイケル…(涙)


第3話での電話のシーンでは何となくサラの声のようでしたが、うしろ姿だけ映ってる
人物は明らかに吹き替えで別の人。てっきり産休なのでと安心していたらこの放映内容。
リンクばかりではなく視聴者である私達までオロオロ、どうしましょ…

制作にあたったFOXには、かなりの抗議が殺到しているようです。

そして早くもその余波が…

・視聴者数が、シーズン1の1千万人から現在700万人に下降

・1月からPBの放映枠、変更が決定（視聴率低下が一因？）
※空き枠には、新しくTVドラマ専用に制作されるターミネーターシリーズが入る

・S3後半のPBをどの枠に持ってくかはまだ未定

・ヘタをするとPB打ち切りに至る可能性もあり

※放映枠の移動はショ～ガナイとしても、番組打ち切りはしないでくれ～！！



騒ぎを落ち着かせるためか“どうして、あぁなっちゃったの？”という疑問に番組
プロデューサーであるマット・オルムステッドがインタビューに答えて語ってます。


内容を大雑把にとらえるとこんな感じです。





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・TV GUIDE
昨年1月にサラが妊娠したという報道があった時点では、あなたもファンも彼女が死ぬ
なんて計画になかったでしょう？　どうして変わったの？

◆マット
最初に提出した案がFOX側から拒否され、サラなしでやれるように指示があり、当初の
脚本にサラの死をどうマッチさせるか、かなり知恵を絞ったんだ。

当初FOX側は（ナマ首に）難色を示し、「サラは愛されるキャラだったから他にやり
ようがないのか」と言われたが、私たちはマイケルにモティベーションを与え続ける
には、コレしかないと決断した。

・TV GUIDE
2年間に渡って、マイケルとサラの関係を見守ってきたファンを裏切る行為だとは思わ
なかったの？

◆マット
すべての可能性を考えた上での判断で、最初の案ではサラは13話で死ぬ予定だった。
マイケルは彼女を救おうとがんばるんだけど、結局、彼女は死んでしまう。
そこに至るまでに、いくつかの感動的なシーンがあるはずだったんだ。

私たちはサラと交渉しつつ、脚本にアレコレと手を加えていき、11話ならどうだ、10話
ならどうだ…と削っていって、結局、4話で死ぬということになった。

その間も交渉を続けて、妊娠中のサラが住むカナダにカメラクルーが行くとか、電話で
会話するシーンならとか、あらゆる可能性を模索したがすべて受け入れられなかった。
こりゃ絶望的だと“レモンなしでレモネードを作る”しかなかったんだ。

・TV GUIDE
想定したよりも早めに死んじゃったわけですね？

◆マット
その通り。私たちはサラの人質話をもっと引っ張りたかった。
彼女のイメージはすばらしく人質話にマッチすると信じたが、彼女は妊娠中でカナダの
田舎で巣ごもりをしていて、恐らくそれを望まなかったのだろう。

・TV GUIDE
サラは契約中だったのでは？　契約違反にならないのですか？

◆FOXのスポークスマン
彼女との契約においては、契約を続行するならフルシーズン出演（22話）。そうしない
なら新たに再契約をするかのどちらかだった。私たちは5月の時点で彼女のフルシーズン
契約はないと決定し、13話もしくは14話の途中まで出演をしてもらうための再契約を
するつもりだったが、彼女はそれを辞退したんだ。

・TV GUIDE
サラ側が契約を辞退するというのは不自然では？　彼女はなぜカムバックしたくなかった
のでしょうか？

◆マット
彼女には悪い話でなかったと思うんだが、予算もあったしネ。
13話で去るというのはイイ線だった。彼女の妊娠を考慮して日程を調整し、10話くらい
までと提案したが受け入れられなかった。

私たちがカナダまでいって出産する前の彼女の姿を撮りたいと提案したがこれもダメ
だった。彼女は家から一歩も出ることなく高額なギャラをもらえるチャンスだったのに。
私自身もどうして彼女はここまで拒絶をするのだろうと不思議でならなかった。

私の想像なのだが、彼女はハーフシーズンじゃなくて、フルシーズン出演してもっと
中心的な役割を演じたかったかもしれない。あるいは家族を大事にしたいと思ったの
かも知れない。オリジナルの脚本では、彼女はフルシーズン出演するはずだった。
それがFOXからの話で彼女が死ぬように変えざるを得なくなったんだ。

・TV GUIDE
サラは番組に対してなにか不満があったのでしょうか？

◆マット
私は10年間テレビ業界にいて、気難しくて不満ばかりをいってるような俳優をたくさん
見てきたが、彼女はそういうタイプではない。偉大な女優であり、知的で、示唆に富む
女性であり、ドラマを支える財産である。

・TV GUIDE
サラは最近フランスの雑誌のインタビューに答えて『悲しい』『ショックだ』『切り捨て
られた』という感想を述べたとされています。
もしこれが本当に彼女の台詞だったら、あなたは驚きますか？

◆マット
驚くには値しない。彼女のキャラクターは培われたものであり、ドラマの主軸を支えて
いた。私たちも同じ思いである。

・TV GUIDE
サラの出演なしでどうやってあのシーンをつくったのですか？
視聴者の中には、彼女に対するリベンジなのかと勘ぐる者がいるかもしれません。

◆マット
手に入るイメージを使って作るしかなかった。シーズン1とシーズン2の過去の写真を
使ってあのポラロイドをつくった。彼女の写真を撮影することさえできなかったからネ。

俳優なしでいかにドラマティックな効果を得られるかという点に絞ってナマ首案を採用
した。（仕返しではなくて）ドラマ手法ゆえの選択である。あれによってスーザンの
キャラ(組織の交渉人)を際立たせることができ、彼女とリンカーンの間の緊張感を持た
せることができたと思う。

・TV GUIDE
サラが出演できなかったので、その死に方が限られちゃったというわけですね？

◆マット
そういうことです。女性の死体がグラインダーで真っ二つになるという選択もできたし、
ロングショットで女性の死体が海にドボンなんていうシーンでも可能だった。

だけどワザワザあのナマ首にしたのには意味がある。限られた状況で最大限にドラマ
ティックな効果を得たいという意図があってのこと。

いつかマイケルは真実を知るだろうネ。(リンクは元気でやっていると嘘をついたまま)
それはマイケルに爆弾が投下されるようなもの。
その瞬間、兄弟の間にどんな衝撃が走るのか。そこにマイケルの行動理由が秘められ
ている。

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※合掌。サラのご冥福をお祈り申し上げます。　しかし…

今後の展開が気になります。　「絶好調だった視聴率が急降下するのでは？」と心配
する声もチラホラ出ているいます。個人的には良くできた脚本なので心配はしていま
せんが、13話までの“いくつかの感動的なシーン”が削除されてしまった事について、
大変残念に思います。それにしても“感動的なシーン”観たかったなぁ～

今さらですが…

“あれはサラのソックリさんだったよ～ん”なんてオチにはならないのでしょうか？

ストーリー的には、リンク、スクレ、ソフィア(ウィスラーの恋人)の3人がどうやって…
マイケル＆ウィスラーの脱獄に向け動いていくのか？、なぜウィスラーは組織に狙われる
ようになったのか？組織の本当の正体は…　と気になるところが沢山ありますが、とに
かく温かく今後の展開を見守ることにしましょう。

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