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「産地証明書、意味なさない」 確認書発行で加工業者に戸惑い

 大館市の食肉加工製造会社「比内鶏」(藤原誠一社長)による表示偽装問題を受け、県は25日、生肉が比内地鶏であることを保証する知事名の確認書発行の受け付けを始めたが、加工業者などからこれまで取引先や消費者に信頼してもらう切り札だった産地証明書が、「意味をなさなくなってしまった」などと戸惑いの声も上がっている。

 首都圏に比内地鶏の加工品を卸している県内のある業者は、これまでJAや生産者団体などが出していた産地証明書や加工業者の保証書の信頼性が逆に薄れ、「ただの紙切れになってしまった」と指摘。「県が確認書を出すと発表した以上、早急に発行してもらわないと。影響、混乱は大きい」と話す。

 この業者によると、県の確認書について首都圏の流通業界の反応は早く、取引先の百貨店などから「県の確認書は当然出ますよね。きょう出してください」などと5社から求められたという。さらに、25日は都内の百貨店と長期の契約を結ぶはずだったが、「県の確認書提出がないとして保留された」と話した。

(2007/10/26 09:00 更新)
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