C型肝炎、7000病院で再調査へ 田辺三菱製薬2007年10月28日13時21分 田辺三菱製薬は、血液製剤フィブリノゲンを納めた全国約7000の医療機関に対し、C型肝炎ウイルスに感染した事例がないかなどの再調査を、週明けにも始めることを明らかにした。国や同社の前身の三菱ウェルファーマが、感染可能性のある患者を把握しながら告知していなかったことが問題になっているが、再調査で発症例などが増える可能性もある。 C型肝炎ウイルスに汚染されたフィブリノゲンが納入された可能性のある医療機関は、80年以降だけでも6916にのぼる。約28万人の患者に投与され、約1万人が感染したと見られる。これら全機関の医師らを対象に、同社の医薬情報担当者らが、投与時期や、投与後の容体などを聞き取りし、新たな感染の有無を調べる。 同社が02年に調査した時点では、418人の肝炎発症例が見つかり、厚生労働省に報告したものの、放置されていた。厚労省は約28万人全員を追跡調査する方針で、22日に葉山夏樹社長が舛添厚労相と面会した際、協力を約束した。 PR情報この記事の関連情報暮らし
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