 | 線路上にヘリ墜落 2人が死亡 27日午後3時10分ごろ、大阪・堺市堺区遠里小野町の南海電鉄の高野線の線路上に、大阪・八尾市に本社がある「大阪航空」のヘリコプターが墜落して炎上しました。火は10分ほどで消し止められましたが、ヘリコプターに乗っていたパイロットで奈良県橿原市の山本克彦さん(40)と、乗客で神戸市灘区の会社員、山本一樹さん(44)の2人が全身を強く打って死亡しました。警察や大阪航空によりますと、27日は、パイロットの免許を取ろうとしていた山本一樹さんを乗せて、午後2時50分に大阪の八尾空港を離陸して、堺市の上空を往復し、15分ほどで戻る予定だったということです。そして、午後3時5分ごろにパイロットの山本さんから会社に「これから戻る」という無線連絡があったあとは、連絡が取れなくなっていたということです。墜落したのは、アメリカのロビンソン社が1999年に製造したヘリコプターで、大阪航空は4年前から使用しています。警察が事故の状況を詳しく調べています。現場は、高野線の浅香山駅から北に400メートルほど離れた住宅や工場が密集した地区ですが、周辺の住宅などには被害はありませんでした。この事故で、南海・高野線は、大阪府内のなんばと堺東の間の上下線で運転ができなくなっていましたが、午後9時38分に運転を再開しました。   | 10月27日 18時19分 |
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