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【国際】

「血染めの手」で迫る 活動家がライス長官に

2007年10月25日 12時11分

 24日、米下院外交委員会で赤く塗った手を見せつけながらライス国務長官(右)に迫る女性(AP=共同)

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 【ワシントン24日共同】米下院外交委員会で24日開かれた公聴会で、イラク戦争に反対する団体の活動家がライス国務長官の顔に赤く塗った手で触れようとして逮捕される一幕があった。

 ライス長官が会場入りした直後、傍聴席にいた女性が「おまえの手は何百万人ものイラク人の血で染まっている」と叫びながら接近。ライス長官の顔に手が触れそうになったが、警察官に取り押さえられ、長官にけがなどはなかった。

 ライス長官は騒動後、落ち着いた様子で公聴会での証言に臨んだが、この間も傍聴者が「うそつき」と書いた紙を長官の後ろでかざすなど、抗議の意思を表していた。

 

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