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医師らが開発した温泉ミスト、肌の酸化遅らせる

2007年10月27日

 栃木県那須塩原市の塩原温泉水を使い、県医師会の医師たちが開発した化粧水「塩原温泉ミスト」ができた。疲れを癒やし、肌にも良い効果があるとして、古くから湯治場として知られる塩原温泉。そこからわき出たばかりの温泉水が霧状に出る。温泉街の活性化に貢献したい、と地元の旅館施設のみで限定販売される。

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塩原温泉街でしか購入できない「塩原温泉ミスト」

 ミスト開発は、那須塩原市内で整形外科病院理事長を務め、温泉療法医でもある福嶋稔医師が中心となり、温泉プールによる運動などリハビリテーション治療で知られる塩原温泉内にある県医師会塩原温泉病院の医師らも加わった。発売にあたっては、医師らが役員となって会社組織を今年6月に立ち上げた。

 ミストの原料は同温泉病院の地下からわき出る温泉水。福嶋医師によると、肌は酸化によってシミ、しわなどの老化が起きるが、温泉水は通常の水よりも肌の酸化を遅らせる効果が期待できるという。

 ミストはわき出た直後の新鮮な温泉水を缶に詰め込んだ。使い方はシュッと肌に直接、スプレーするだけ。化粧前や乾燥肌の女性だけでなく、ひげそり後などに男性も使える。緑色を基調とした商品のデザインなどには塩原温泉女将(おかみ)の会からも意見をもらったという。

 塩原温泉ミストは1本2100円(税込み)。塩原温泉内の旅館、ホテル30〜40軒と塩原温泉観光協会、塩原温泉病院での限定販売。問い合わせは同観光協会(0287・32・4000)へ。

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