2007年10月27日 19時32分更新
産科の医師不足が問題となっている中、安心してお産ができる地域医療を考えるシンポジウムが、岐阜県土岐市の文化プラザで開かれました。医療関係者や自治体の担当者約 100人が参加しました。岐阜県立多治見病院の舟橋啓臣院長が「妊婦の受け入れ拒否をなくすため新生児の集中治療施設がある県立多治見病院を中心に病院や消防でネットワークづくりを進めたい」と話しました。参加者からは女性の産婦人科医の職場復帰を促したり助産師を増やしたりして安心してお産ができる地域医療を目指すべきだといった意見が出されました。医師不足で産科の診療が立ち行かなくなる医療機関も相次いでいることから、参加者は熱心にメモをとっていました。