2007/10/27 Today's NEWS
感染拡大を抑える陰圧テント設置訓練
県と県病、新型インフルエンザ対策で
陰圧テント周辺で説明を受ける参加者


 県と県立中央病院は26日、新型インフルエンザ対策として、感染拡大を抑える陰圧テントの初の設置訓練を同病院駐車場で実施し、参加者がテントの設置方法や機能について説明を受けた。

 陰圧テントは新型インフルエンザが流行した場合、感染した疑いのある患者を病院外で診察する仮設診療室として使用される。特殊なフィルターを使った空気清浄機で中の空気圧を下げることで、ウイルスが外に出ない仕組みになっている。
 県は2006年度に約1400万円で陰圧テント二基を購入。設置訓練には県内保健所職員や医療関係者約40人が参加し、報道陣にも初めて公開された。
 参加者が約90キロのテントを広げて空気を送り込むと、3分程度で気密性の高い本体が立ち上がった。さらに前室をつけると幅四b、奥行き10メートル、高さ2・8メートルの大きさとなり、作業は20分程度で終了した。
 陰圧テントには最大六台のベッドを置くことが可能。県によると、普段は県病で保管し、他地域で使用する必要が生じた場合は現地に搬送する。


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