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車は安全 バイクは危険 [2006年01月09日(月)]

YZF-R1-DPBMC_l.jpg左の画像は、僕がロードスターを購入する前に、約二年間所有していたYAMAHAのYZF-R1だ。(毎度のことながら短い)

「バイクなんて絶対に乗らないよ」と数年前は思っていたのに、やはり自分を裏切ってバイクを乗っていたわけである。

その、たったの二年間という短い期間だけでも、僕はよく人から「なんで車やめちゃったの」だとか「そんなバイクなんて危険なもの乗って」などとよく言われた。
僕も始めはそう思っていたし、それでも乗りたくて乗っていたのだ。
だから「うるせぇよ」としか思っていなかった。

しかし二年間バイクに乗って、分かったことがある。


『バイクは危険なノリモノだ』 などというのは、世間一般の勝手な妄想。絵空事でしかないことに気が付いたのだ。

毎年の交通事故死亡者数の集計を見ると、普通車の運転者と二輪車(原付から大型まで含む)の運転者の死亡比率は、10:1 つまり安全であるはずの車を運転している人のほうが沢山死んでいるわけだ。こういうことを言うと、「車のほうが多く走ってるんだから当たり前じゃん」という日本語の意味すら分からないドライバの人も沢山いるが、これは比率のお話である。比率に絶対数は関係ない。(日本語すらきちんと理解できない人が、安全な運転など出来るわけが無い)

例えば、1000人のドライバと1000人のライダがいた場合、100人のライダが死亡したのに対して、安全であるはずのドライバは1000人全員が死亡しているわけである。しかも、死亡した100人のライダのうち、9割が50CCの原動機付自転車に乗っていた人だという、驚くべきデータも残っている。
中型や大型の、パワーがあってスピードが出るバイクに乗っていても、車のドライバよりも死亡している人は少ないのだ。

それでも世間は、「バイクは危ない」という根拠のない主張を繰り返すだろうか?

・・・・多分そう主張するだろう(笑)
毎度おなじみの、会社の某先輩も同じ主張をしている人だ。

「車は囲われているからなにかあっても安全だよ。でもバイクなんて乗り物は生身で乗っているんだから、何かあったときに助からないじゃないか。だからバイクは危険」という結論を自信満々に主張していたことがある。

もう僕はこれを聞いたときには笑わずには居られなかった。

確かに車じゃなきゃ助からない事故ケースもあるが、バイクじゃなければ死んでいたという事故ケースだって沢山あるのだ。つまり乗り物によって安全だとか危険だなんて関係ない。乗り手が危険ならどんな乗り物だって危険な凶器に変貌するだけの話なのだ。
「車は安全だぜー」などの馬鹿な意識しか持っていないから、とんでもない大事故を起して死ぬ輩が後を絶たないのだ。原付だって同じ。二輪車の乗り方すら知らない人が乗っているケースがほとんどだから、死亡率も高い。安全意識がないからだ。
反面、危ないと意識を持ちやすい二輪車に乗っている人の多くは死亡事故を起こす確立も低いわけだ。
(車は安全だ、と勘違いしやすい乗り物であって、バイクは危険だと分かりやすい乗り物だと思う)

交通安全だって、結局は本人の意識次第だと、僕は言いたい。

昨日ロードスターで走っているときにたままた面白いものを見つけたので写真を撮ってみた。
img20060109.jpg

これでもあなたは、「車は囲われているから安全だ」と言えますか?(笑)
助手席に人が乗っていたとしたら、間違いなく死亡していただろう。

しつこいようだが、僕はバイクは安全だなどと言うつもりはない。
車だろうが二輪車だろうが、公道を走る以上は全く同じリスクを背負っているのだから、「車は安全」などという馬鹿な妄想は捨てて、きちんとした意識を持って運転したほうがよっぽど安全だ、と言いたいだけなのだ。

みなさん安全運転で。

(余談だが、画像は僕の大嫌い大好きな某社様の有名な車種である。これを見たとき、僕が以前出入りしていたお店の方が、「あー、死にたくないならあそこのだけは買うのやめときな」と言っていたのを思い出す。(S2000だけは別)
だから、僕にとっては、安全の面で安心して買える国産メーカは、トヨタ・マツダ・スバルのみである)
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コメント
ドダイさん毎度です。

もう戦争が終わって60年も経つんですなぁ。。。
僕は戦争を経験した人間ではないので、戦争の本当の悲惨さを知るわけではありません。
ただ、なぜ一人の人間が、国という概念のためにそこまで身を奉げなければいけないのだろう、と常々疑問を抱いておりました。
もちろん今でもその疑問は消えずに残っております。

今僕らの手元にある『便利な物』というのは、どのようなものでも必ず、少しでも効率よく大勢の人間を殺す為に生まれたものの派生だと聞いたことがあります。
携帯電話・洗濯機・電子レンジ・車・デジタルカメラ・・・挙げたらキリがありません。

だから僕は、物を使うということは、とてもナイーブな行為だと考えています。

人間は道具を使う生き物である以上、その使い方には気をつけたいと思う今日この頃であります。
Posted by:Jeek at 2006年01月10日(火) 08:56

ドダイでございます。
終戦60周年迎えた去年、原爆投下後の長崎の状態をアメリカのジャーナリストかなにかが撮影した記事がありました。
その写真の中央には教会だけがかなりはっきり判る姿で写っていて、それを撮った人のコメントがありました。
「おお、神はなんと偉大であろうか。この焼け野原の中教会だけが守られていた」
と、このような趣旨のコメントが。
なんとも都合のいい解釈です。私にはこの写真は、人間が犯した罪の深さを戒めているような、そう、猿の惑星の最後の自由の女神のような感じがしました。
リッターバイクに乗るような人はそれに乗る時の心がけが着ている装備に表われていますし、プロドライバーは公道は怖いとよく口にされています。
乗り物に限らず自分が使っている道具がどのようなものかを考える人は生き、そうでないものは淘汰される。
できるだけ、そうであってほしいものです。
Posted by:ドダイ改 at 2006年01月09日(月) 22:45