WordPress MUをサブドメインで運用するときに、サブドメインにアクセスできなくなってしまう問題が発生する。
これは、XREAのドメインウェブの問題で、サブドメインごとにディレクトリが必要な仕様のため(だと思う)。
mod_rewriteやら、AllowOverride FileInfo Optionsやら、いろいろ調べてやってみたのだが、結局のところ、どのサブドメインでも、同じサーバーディレクトリを参照するように設定すればよかった。
ここで、WordPress MUをXREAにインストール その1で設定した、CATCH ALL機能が必要になる。
FTPでdarake.netのディレクトリ名を、default.darake.netに変更した。
darake.netはXREAのドメインウェブからdefault.darake.netと同期させておく。
darake.netもsub.darake.netもhoge.darake.netも全て、default.darake.netを参照するようになるので、WordPress MUをサブドメインで運用することができるようになる。
ドメインとサーバーの準備が終わったところで、
いよいよ、WordPress MU本体のインストールだ。
WordPress MUのインストール
ダウンロードはWordPress MU › Download »から行う。
解凍したものを、僕の場合はdarake.netのルートドキュメントにアップロードする。
あらかじめ、
darake.net/
darake.net/wp-content/
の属性をとりあえず777にして、MySQLの設定もしておく。(この辺りはWordPress MEと同じ)
ブラウザからindex.phpを実行すると、インストール画面になる。

WordPress MUをサブドメインで展開するのか、サブディレクトリで展開するのかを聞いているので、
ここはサブドメインを選択する。

MySQLの設定情報を入力。

URI、ユーザー名、Eメールを入力して、
“Submit”を実行。
Creating Database Config File: DONE
で、インストール終了。
と思いきや、XREAの場合(他のレンサバはどうなんでしょう?)、こっから一苦労なのだ。
新規のブログを立ち上げても、ドメインウェブの仕様の問題で、サイトを表示させることができないのだ。
参考にしたサイト
WordPress MUインストール
WordPress MUのReadMeの訳
WordPress MUをVALUE DOMAIN × XREAサーバーにインストールしたので、その設置メモ。
WordPress MUの”MU”はまるちユーザーの訳らしく、
通常の日本語版のWordPress MEが複数のブログも同時に運営・管理できるようになったものと考えてよいと思う。
WordPress MUをインストールする前にしておきたいこと
VALUE DOMAINの設定
複数のブログはサブドメイン形式で運営することになるので、まずドメインのDNSの設定が必要になる。
VALUE DOMAINにログインした状態で、
WordPress MUを設置したいドメインのDNSの設定に行き、
ホスト名のところに*(ワイルドカード)を入力して、設定を変更する。

こうすることで、新規にブログを立ち上げる際にわざわざDNSのサブドメインの設定をする必要がなくなる。
サブドメインを使っていくつでも、すぐに新しいWordPressが使えるようになるってわけ。
XREAサーバーの設定
XREAサーバーの管理画面にログインし、
から、default.domain.tld(※ domain.tldは自分のドメインを当てる)を設定する。

注意しておく必要があるのが、サブドメインのdefaultはCATCH ALL機能に対応していて、
CATCH ALL機能対応のサブドメイン「default」を指定されますと、設定されていないサブドメインを一括受け入れできます。同じサブドメイン内で一番最後に設定してください。(例:default.example.com は abc.example.comやxyz.example.comを兼ねます)
とあるようにSubのdefaultを当てたサブドメインより、下にあるサブドメインはdefaultにとってかわられてしまう。
逆に上にあるものはそのままつかえるということ。