ZARDとわたし 〜いつも聞こえてた〜[2007年05月28日(月)]
なんだかありがちにZARDをかけっぱなしにしています。
そんなありがちなことをしてしまうのは、やっぱりどこかセンチメンタル。
こんばんは、かなめです。
長文になると思いますが、意味不明になってきたり飽き足り力尽きたりしたら止めます。
まあ、それまでおつきあいのほどを。
かなめさんがZARDを初めて耳にしたのは、中3の時でした。
「負けないで」が初めてです。
まだ、カウントダウンTVがゴールデンタイムでやってた頃です。
森高千里の「渡良瀬橋」、WANDSの「もっと強く君を抱きしめたなら」、
DEENの「このまま君だけを奪い去りたい」、氷室京介の「KISS ME」、THE虎舞竜の「ロード」だとかががんがんかかっていたころです。
その中の、ワンオブゼムとして、泉水さんのボーカルは耳に残りました。
中3も卒業して高校生になろうかというわたしは、やっとこ音楽を積極的に聴き始めたころでした。
それまではホントアホみたいに徳永のアルバムか(お年玉もらっては徳永のアルバムをどんどん揃えてた)、友達にもらったB’zの「IN THE LIFE」や「RUN」のテープをがんがん聴いていた時代です。
極端なのは昔からですね。
んで、中3になって他のアーティストもそういうテレビ番組のおかげで聞くようになり、なぜか
「ロード」と「負けないで」をシングル買いました。
ネガティブなんだかポジティブなんだかわからないですねこの人。
泉水さんの容姿に惹かれた部分もかなりあります。
ほっそりして長めの髪を後ろで一カ所にまとめる。
好みです。
それから決定的なのは高校に進学した年(負けないでを買ったのが冬だから、西暦的には同じだが、中3と高1では、重みが違ったような気がする)。
夏にアルバム「揺れる想い」が発売になりました。
買おうかどうか迷ってた「君がいない」、「揺れる想い」のシングルも入ってるし、国原(旭川な)で買ったらポカリスエットの小さい缶は付いてくるし。
あのポカリ、店頭(しかも店の外)にあったからぬるかったなぁ……。
10曲のクオリティの高さ全部にしびれ、アルバムのジャケットとか歌詞カードの泉水さんの姿にぽーっとして。
当時、相変わらず芸能人はさっぱり知りませんでしたが、好みの芸能人は泉水さんオンリーでした。
高校、大学ととにかく色々な音楽を聴いている中で、ZARDが外れた時期はなかったんですよ。
大学を卒業して、地元に帰ってきて、そこで初めて出たのが
最後の前のアルバム「止まっていた時計が今動き出した」。
車(当時は親の)のCDチェンジャーに入れて、ずっと聞いていた。
「時間の翼」など、大好きな曲がいっぱいあった。
ドライブに最適なお供の一つだった。
「if you gimme smile」なんかかかったら、からっと晴れた夏の暑さもさわやかに感じられたし。
「ハイヒール脱ぎ捨てて」なんかだったら、季節の変わり目と過ぎた日々を思い返してちょっと感傷的になったり。
「夏を待つ帆のように」も、これから始まる夏をわくわくしたものに感じさせてくれるし。
「きっと忘れない」は、北海道の呆れるばかりの冬に聞いても、明るさを感じさせてくれる。
最近でも、車乗ってて聞きたくなるのはZARD。
徳永ではちょっとエンジン音にかき消される時もあり(徳永はもちろん良いのだが)、B’zではテンションの上下がむずかしかったり。
常にドライブ中に「心地よさ」を感じさせてくれるのはZARDが一番だと思う。
なによりもZARDは、「季節」を感じさせてくれる。
アルバム一つまるごと、発売時期の季節を詰め込んだものだったりするし。
春夏秋冬、どの季節にも偏らない(ちょっと夏よりか?)、
夏には夏の、秋には秋の、ZARDを届けてくれる。
いつの季節も寄り添ってくれる。
これから先、どうやってもまた新しい恋の歌や季節を感じさせてくれる歌は届くことはない。
でも、これまでこれだけの歌たちを15年にわたって届けてくれたのだから、この財産は大切にしたい。
自分の青春そのもの、というわけではないけど、自分の青春時代に必ずいてくれた友達のような。
そんな優しい音楽と言葉です。ZARDは。
Posted at 21:42 | 音楽(主に聴いた歌の感想)
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