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蛍光灯を蛍光灯再生 松下電工がガラス再生技術開発

2007年10月17日21時18分

 松下電工は17日、使用済み蛍光灯のガラスをリサイクルし、蛍光灯用として再利用することに成功したと発表した。これまでは水銀や鉛などの不純物を取り除くことが難しく、蛍光灯への再利用はできなかった。

 同社では、使用済み蛍光灯を全国に五つある中間処理会社の工場で水銀や蛍光体、ガラスなど素材別に分別。ガラスは、細かく砕いてタイルやグラスウール、軽量骨材など別用途に再利用していた。回収の過程で割れてガラスに不純物が混じることも多く、蛍光灯に使うのは難しかった。

 新しい技術では、中間処理の段階で洗浄する技術などが向上し、ガラスから有害物質を取り除けるようになった。さらに、そのガラスを溶かし、他の原材料と混ぜることでガラス用に再生することが可能になった。ガラスを溶かして再生する作業は、大阪府高槻市にある松下グループ内の蛍光灯製造工場で行う。

 リサイクルされた蛍光灯は、11月から、同社が回収・交換などの契約を結んでいる企業の交換用として使う方針。3年後には契約先を現在の2倍以上となる1万事業所まで広げ、回収率を高めたいとしている。

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