レールの沈下が原因 津山線脱線
10/26
19:35 |
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咋年11月、岡山市下牧のJR津山線で、津山発岡山行きの普通列車が脱線し、乗客25人が重軽傷を負った事故で、国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会が事故原因などの報告書を26日提出しました。報告書によると、線路わきの斜面にあった岩盤の一部が風化によって崩れ落ち、重さ約110トンの岩がレールの上に落下しました。この衝撃で片側のレールがへこみ、最大で11センチ沈み込みました。現場が緩やかなカーブになっていたことから、落石による陥没で外側のレールが内側よりも低くなったため、列車が曲がりきれず脱線したとしています。再発防止策としては沿線の斜面を調査して、危険な岩石を取り除くなどの早急な対応を指摘しています。JR西日本では事故の後、現場に落石防止柵や落石検知装置を設置しました。
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