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川辺川利水事業休止確実に、相良村長協議拒否で合意断念農林水産省が熊本県南部で進める川辺川利水事業で、新利水計画案を協議する「関係6市町村長会議」が25日、山江村役場で開かれた。事業に反対する最大受益地・相良村の矢上雅義村長が協議を拒否して欠席したため、来年度の事業実施に向けた合意形成を断念した。農水省は「地元合意がなければ、来年度政府予算の概算要求を取り下げざるを得ない」としており、事業休止は確実となった。 新利水計画を巡っては、川辺川ダムを水源とせずにチッソ(東京)の発電用水路を活用する農水省新案について、5市町村長は支持しているが、矢上村長は「村や農家の負担が過大」として反発している。 会議には5市町村の首長らが出席。今回で来年度予算に向けた協議は終え、今後、合意形成が出来れば国に予算復活を働きかける。 今後、同省は概算要求で計上していた調査設計費など3億円を取り下げ、川辺川農業水利事業所(人吉市)をいったん、閉鎖する見通し。同省水利整備課の岩村和平課長は「11月半ばをめどに、休止について判断したい」と話している。 |
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