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2007年10月26日(金) 19:10 |
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クレーン倒壊事故、想定の1.6倍の負荷
今月2日、高松市内で大型クレーンの試作機が倒壊した事故で原因はアーム部分に想定の1.6倍の負荷がかかっていたことが分かりました。
この事故はタダノが今月2日、全長117mの超大型クレーン試作機で過重試験を行っていたところ、クレーンが突如3ヵ所にわたって破損して隣の事務所に倒れこみ、中にいた従業員4人がろっ骨亀裂骨折などのけがを負ったものです。 タダノによりますと、事故の原因はおもりを吊りあげる試験を行った際にアームの中間部分に想定を上回る1.6倍の負荷がかかったためとしています。 またこの試験場は1辺65mしかなく、117mあるクレーンの試験には狭すぎたことから、タダノでは再発防止へ向け今後は試験場に十分な敷地を確保するとともにクレーンの強度の向上をはかっていきたいとしています。
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