医療ニュース

2007年10月26日

病院は収入、費用ともマイナス 医療経済実態調査

 2007年6月診療分を対象にした医療経済実態調査によると、医療法人病院の医業収入は05年6月に比べて-8.0%だったが、医業費用はこれを上回る-9.1%となり、医業収支差額は+2.5%で、05年6月調査よりも1.2ポイントアップした。6月1カ月分の医業収支差額は308万9000円だった。一般診療所(個人・無床)は、金額の伸びが4.3%、費用の伸びが8.3%、収支差額は35.8%、05年6月よりも2.8ポイント下落した。医療法人などの一般診療所(無床)は、医業収入2.4%、医業費用7.8%、収支差額9.3%だった。厚生労働省は26日、中央社会保険医療協議会調査実施小委員会に報告した。

在宅患者応急入院診療加算を引き上げ 後期高齢者医療制度

 現在の診療報酬で居宅で療養している患者の病状急変時に、医師の求めに応じて入院させた場合、在宅患者応急入院診療加算(650点)として評価しているが、後期高齢者医療制度では、さらに引き上げる。あらかじめ入院する医療機関と診療内容や患者の意向を踏まえた診療が行われるよう連携をしていることが要件になる。

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