2007年6月診療分を対象にした医療経済実態調査によると、医療法人病院の医業収入は05年6月に比べて-8.0%だったが、医業費用はこれを上回る-9.1%となり、医業収支差額は+2.5%で、05年6月調査よりも1.2ポイントアップした。6月1カ月分の医業収支差額は308万9000円だった。一般診療所(個人・無床)は、金額の伸びが4.3%、費用の伸びが8.3%、収支差額は35.8%、05年6月よりも2.8ポイント下落した。医療法人などの一般診療所(無床)は、医業収入2.4%、医業費用7.8%、収支差額9.3%だった。厚生労働省は26日、中央社会保険医療協議会調査実施小委員会に報告した。